『父はハンデ2』(8月1日)
「こう見えて、ゴルフがけっこう得意です」


『やっぱり家が好き』(8月1日)
「好きな場所は?と聞かれたら『家』と答えます。東京の中で秘蔵の場所はたくさんありますが、一番落ち着く家には勝てません」


『除湿器』(8月3日)
「除湿器を買いました。毎回8時間タイマーを掛けて家を出ています。帰宅し、溜まった水を見てニヤニヤする毎日です。あまりに溜まっているので飲んじゃおうかとも思いますが、そんなリサイクルはまだ聞いたことがないので台所へジャー」


『影響力』(8月4日)
「今日銀座線に乗ったらば、亀田興毅っぽいサングラスを掛けているおばあちゃんがいました。ものすごく浮いていました。ROCKと呼んでいいんじゃないでしょうか」


『親子の会話』(8月6日)
「昨日総武線に乗っていたときの、目の前に座っていた親子の会話。子 『電車くらい大きなえんぴつがあったらすごいねー』母 『そんな大きなえんぴつはジャイアンしか書けないでしょー』。イリュージョンと呼んでいいんじゃないでしょうか」


『世田谷区民Fes』(8月7日)
「ロックインジャパンフェスに行ったみなさーん。楽しかったですかー?燃えてきましたかー?永ちゃんはバーンでしたかー?そちらには仕事で行けませんでしたが、昨日家族で世田谷区民祭りに行ってきましたよー。非常に渋いFesでしたー。ちなみにこっちの大トリは海援隊でーす。半分くらいは武田鉄矢さんがしゃべっていましたー」


『オーケー、狭間の戦い』(8月8日)
「最近昔の写真を家で見ていました。中学時代の写真はそれはそれはひどくて、まず洋服がスポーティ。髪型も中分け。顔もまだ完成されていなく中途半端。小学校時代はまだかわいい。高校時代はモテようとがんばっている。中学生時代は成長って奴と戦っていて写真で見るとなんかいびつでおかしいです。体も発達してくる。たくさんのモヤモヤが芽生えてくる。でもあの14歳くらいの不安定さって、大事なんでしょうね。今写真を見ると、オーケー、少なくとも戦っているなと思います。ん。でも女子はけっこう大人だったな」


『発売』(8月10日)
「DVDが発売になりました。見ていただいたみなさま、ありがとうございます。長いお付き合いができますように」


『ひらがなをつけてやる』(8月11日)
「今日一日に点数をつけるのは簡単ですよね。65点、20点、89点。でもぼくは最近ひらがなをつけています。ひらがな一文字で今日を振り返る。今日は、『き』ですね。非常に『き』っぽい一日でした」


『風の強い日は』(8月12日)
「たまに渋谷で海の匂いがする。バスターミナルがある西口で感じたので、試しにセンター街のほうに行ったらばもうしなかった。銀座線の高架を境にして、海の匂いはなくなるみたいだ」


『風景のハイライト』(8月15日)
「ここ最近は静岡に行ったり山梨に行ったり、サマーソニックで千葉に行ったりと関東近郊を遠征をしていました。電車に乗り風景を眺めるのが楽しみで、前日切符を見てはニヤニヤしていました。新幹線。スーパーあずさ、京葉線。風景を眺めていて一番のハイライトは、なんと言っても川です。多摩川、相模川、酒匂川、富士川、桂川、江戸川、荒川。日本は、川の国。鉄橋の重たいきしみと、緑の土手と、大きな川。渡るたび、見入ってしまいます。ここまで惹かれるのはもしや死ぬ手前に見るという三途の川と関係があるのかな、と思いましたが、よくわかりません。昨日は品川区にある立会川という川へ行きました。ここはボラが大量発生したことで有名になったそうで、駅前には『ボラちゃん音頭でボーラボラ』という横断幕が張ってあり、8月26日には『第3回 ボラちゃん音頭祭り』が開催されるようです。日本人と川。ここには密接な関わり合いが、あるような、ないような」


『飛んでいく』(8月16日)
「読んでいて場面と関係ない突飛な場所が思い浮かぶ小説はいい小説だと思います。ぼくは太宰治の小説を読むとよく二子玉川の高島屋・南館2Fが思い浮かびます」


『ブラザー』(8月17日)
「昨日。休みだったので弟と会い、沖縄料理を食べながら、夜中まで日本の祭りについて語り合いました。弟は岐阜に旅行に行ってきたらしく、朝まで盆踊りを踊りまくるという奇祭に参加してきたようです。そしておみやげに島崎藤村が作った『藤村いろは歌留多』というのものを買ってきてくれました。これは藤村記念館でしか売っていない貴重なものなのだそう。今日。中を開け、甲子園を見ながら、ひとり歌留多を楽しみました。 『い』−犬も道を知る。 『ほ』−星より高く飛べ。『な』−なんにも知らない馬鹿、何もかも知っている馬鹿。 『ち』−小さいときからあるものは、大きくなってからもある。『さ』−里芋の山盛り。 『へ』−へそも身のうち。なんだこの歌留多。ありがとう、弟」


『何があったのか』(8月18日)
「昨日の仕事が終わり。渋谷方面の遅い井の頭線に乗っていると、泥酔した会社員風のおじさんが『お前ら全員ー、犬!!俺もー、犬!!』と叫んでいました。ブルースと呼んでいいんじゃないでしょうか」


『世界は一冊の本』(8月20日)
「この仕事をしていてよかったことは、勝手にいろいろな人に会えることです。半ば強制的といってもいいくらいたくさんの人に会える。ぼくなんて一人上手なので家で本さえ読んでりゃ何とかなるのです。でもそれだけだと何かが足りない。外に出て誰かと何かしらしゃべることが、今度活字を読んだときに奥行きやら幅が増す気がするのです。逆も同じ。本を読むと人に会いたくなる。特にぼくらの周りは仕事柄変人ばかり。ひっちゃかめっちゃか。人に会うことも、本を読むことも、基本は同じ。いろんな人がいるし、いろんなことがある。ことを知る」


『今日の夜』(8月22日)
「なんとなく夏の終わりを感じました」


『0・05→1・2』(8月25日)
「昼下がり、普段とは違うことをしてみようと眼鏡を外してコンビニへ買い物に行きました。裸眼では世界はおぼろげ。一番近いampmまでは6〜7分。大きな交差点で車にはねられそうになったり、坂を登るのも普段より息切れが激しい気がしたり。必要以上に用心深く歩いたので、到着に15分を要してしまいました。商品を選ぼうとした頃にはクタクタで、だめだやはり眼鏡をかけようとパッと装着したら、レジに杉作J太郎さんが並んでいるのが見えました。ぼくの満面の笑顔が防犯カメラに捕らえられていることでしょう」


『ファール』(8月28日)
「先日横浜スタジアムにて行われたビリ決定戦、横浜−巨人戦を見てきました。内野席でゆったり見ていたのですが、たまにぽけーっとしているとファールボールがすっ飛んできて非常にスリリングでした。なんでこのご時世にあんな堅い球が人めがけて飛んでくるんでしょう。それも木の棒で打った球です。ゆるいフライであれば避けられますが、たまに剛速球を思いっきり叩いたライナーが飛んできて、危険極まりなかったです。昔目の前のおばさんのそばにファールが直撃してつゆがパーンと飛び散ったことがありましたが、よく見ていないとあれはやられますね。意味不明なくらい暴力的です。そこも含めて野球はいいです。試合は1−3で我がベイスターズの負け。相変わらず佐伯選手への野次はすさまじいものがありました。『年俸俺に返せコノヤロー!』とおやじが叫んでいましたが、それを聞いた観客は内心『あんたは払ってないだろ』と思ったことでしょう」


『秋がはじまるよ』(8月29日)
「秋の虫が鳴き、夜の風は涼しく、蚊もだいぶ減り、除湿器に溜まる水も少なくなってきました。秋がはじまるよ。涼しくて、葉が赤くて、ちょいとせつないあの秋が。とか言うと夏がもうひと踏ん張りするんですよね。知ってるぜ」



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