『時間と私』(11月2日)
「寝ている間は不思議だ。知らぬうちにいろいろなことが過ぎている。あなたがどれだけ辛くても、ぼくが寝ている間は、ぼくはその辛さは知らない。もしあなたが10時に辛くて、ぼくが13時に起きたらば、あなたの辛さはもう終わっている。ならばぼくが寝まくってあなたの辛さを飛ばしてみせよう。問題は1つだけ。あなたは結局辛いこと」


『改名』(11月3日)
「脳の活性化のため、日用品の呼び名を少しずつ変えています。ドライヤーはディザイアー。バターはベター。ハンガーはデンジャー。Tシャツはぴーちゃん。テレビはエネミー。財布は海部。パソコンは益子さんです。覚えるのが大変ですが、何だか愛着がわきます」


『京急ツアー』(11月4日)
「休みの日にはひとりでツアーに出掛けます。昨日は『京急ツアー』をしてきました。泉岳寺→京急川崎→小島新田→浦賀→横浜と周りました。小島新田は川崎の果て。工場地帯と貨物の駅。広大な線路とオイルの匂いがぷんとしてかなりハードボイルドです。そして浦賀。ペリー来航の港町。駅の目の前に海が広がっているのかと思いきや、海まではかなり遠い。駅前に子供が書いたペリーの絵がありますが、タッチが怖く、亡霊のようです。海も見ず、造船所を見学し、横浜へ出ました。京急ならば三崎口とか久里浜とか新逗子というきらびやかなスポットがありますが、たまには外してみるものいいものです。浦賀にあった『かもめ団地』という名前は何かいいなと思いました」


『なんか怖い』(11月5日)
「閉じている便器のふたを開けるのが一瞬怖いです。なぜかそーっと開けてしまう」


『自分かぶり』(11月7日)
「更新をするたび、『これ前書かなかったっけ?』と思います。自分が思うことや書くことなんて限られているし、7年近くHPをやっているので量が多く、なんか昔書いた気がしてくるのです。いま書いていることも、昔書いたような」


『沿線愛』(11月8日)
「ぼくは東急沿線で育ったので、東急が好きです。中でも田園都市線(昔の新玉川線も含む)、半蔵門線にはただならぬ愛情があります。特に旧新玉川線区間(渋谷−二子玉川間)は誕生した年が同じなので、共に成長してきた感じがあります。いまや東武線にも乗り入れ、遠くまでいけるようになりました。よく成長したなー。東急だけではなく、学校があった小田急にも深い思い入れはあります。沿線愛。みなさんにもきっとあるはず。だと思いたい」


『小さな攻防』(11月10日)
「コンビニの会計が208円だったとして、小銭入れを見ると何とかいける感じなので200円をまず置いて、それから財布の小銭入れをガチャガチャして、1円・2円、5円を見つけて7円、あともうちょうい、あれ、1円ないぞと思っていると、もう店員さんがGOな感じでがしゃーんとおつり入れを開け会計済みな雰囲気が流れたところで結局1円足りず千円札を出すあの感じ。小銭が見やすい財布を探しています」


『冬』(11月12日)
「今日の夜は冬の寒さ。ぼくは冬生まれなのでまたこの季節が来たなという安心感と、冷え性なのでもうやめてくれという危機感のせめぎ合い。どちらにせよ、冬です」


『交差点タイミング』(11月16日)
「ぼくの家から駅まで自転車で約10分。その間に大通りが2本ある。大通りなので交差点がややこしい。そこを自転車で2本とも信号に引っかからずに通れたときの快感といったら、何とも比べようがない。いままで2回しか達成できていないので明日もがんばります」


『母の言うこと』(11月17日)
「たまに実家に電話を掛けると母が出て世間話をする。そして最後にいつも『ご飯をよく噛んで』と言われる。『まぁね、こんなこともうすぐ29歳の人に言うことじゃないけど。でも消化にいいから』と念を押してくる。しかし母はかなりの早食いだ」


『鼻ネブライザー』(11月21日)
「鼻炎持ちなのでたまに耳鼻科に行きます。診察を終えると必ず、『ネブライザー』というかっこいい名前の機械の前に座り、鼻に薬入りの蒸気のようなものを5分くらい噴霧します。しかし名前はかっこいいのですがこの絵がなんとも間抜けで、背を丸め、両方の鼻の穴に管をねじ込み蒸気を吸い込む姿は、後ろから見ると微妙な罰ゲームです。子供の頃からやっているので慣れましたけど」


『タイツの季節』(11月25日)
「みんなからおじさん臭いと言われようと、冬にはタイツを履きます。今年もその季節が来ました。ちなみにぼくのタイツは虹色です。一回履いてしまうと2月過ぎまで脱げません」


『うねうね』(11月27日)
「あの自転車が正面から来たときの右往左往はなんですかね。一瞬の進路の読み合い。あれを集めたDVDはないですか?あの右往左往は世界中で起きている現象なんでしょうか。パリで、モスクワで、ウィーンで、サンフランシスコで。あ、北京はすごそうだなぁ」


『失くしたものを取り戻す』(11月29日)
「会社勤めの同級生に話を聞くと、『月曜日の憂鬱』はたまらないそうだ。金・土に飲んで、日は二日酔い。仕事が始まる月曜日のことを考えるとたまらない、と。おかげさまでぼくにその憂鬱はない。その前に曜日感覚自体がすでにもうない。多少の危機感を感じたので、最近は『新婚さんいらっしゃい』を毎週見て必死に戻しています」


『先生の字』(11月29日)
「中学の時、好きな字の先生がいた。その先生は英語の先生で、黒板のバランス、チョークと黒板消しの使い方がべらぼうにうまかった。気分によってフォントを変えていたけど、体調が良さそうなときの字は完璧だった。字にムラがあるのもそれはそれで魅力で、『今日はノッてないな』とすぐにわかった。いまでもたまにあの先生の授業が受けたいなと思う。というか久々にあの先生の字が見たい」


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