『また南へ』(7月3日)
「宮古島から帰宅しました。太陽の強さ、海の青さに、しばし呆然。日頃目で見ない絵が広がりすぎるので、目とか脳とかがびっくりしていました。明日からは福岡に行ってきます。空き時間、西鉄に乗れるかな?」

『帰宅』(7月6日)
「福岡から帰宅しました。空き時間に念願だった西鉄に乗車。あの水色に赤というものすごい配色を生で見られて感動です。ここ何日かの地方ロケでは毎日くるりのニューアルバム『ワルツを踊れ』を聞いていました。飛行機で、電車で、ホテルで。育った土地は違えど、この感情の共有はなんだろうと思います。眠る前に聞く『ブレーメン』は天を歩くような夢心地。流れるようにそのまま夢へと」

『マウス』(7月8日)
「ポインタの動きを一番速くしています。たまにPCを誰かに貸すとみんな嫌がります。せっかちなんでしょうね」

『ドヒトエフスキー』(7月9日)
「目がすごい一重のときは調子がいい証拠です」

『打ち上げ』(7月10日)
「昨日は太田プロライブ。朝まで飲む。きっちり打ち上がる」

『つられ傘』(7月11日)
「降ったり止んだりの日は、傘がつられる。人の傘を見て傘を開き、ずっと差していたら誰も差していないので手を伸ばすと雨が止んでいる。これではいかん、もっと自分の了見で生きなければと自己反省をし、俺の傘くらい俺の判断で閉じたり開いたりしてやるぜと、空を見ながらワンタッチボタンを押す練習をしていると、今度は一向に雨が降らない。雨が降っていないときの傘ほど邪魔なものはない。手がふさがる。こんなもんいらん!と投げ捨てるのはMOTTAINAIので、素振りをしながら歩いた帰り道。時代は進めど、まだ傘を使ってる我々はどこかいいですね。千年後はきっと丸ごとドームになってますよ」

『ポジショニング』(7月12日)
「誰も座っていない4人掛けのシート。端に座らず真ん中に座ってみる。ものすごく落ち着かないので10秒で端へ。あれを耐えられる男になりたいですよね」

『変えるか帰るか』(7月13日)
「携帯の電池の切れがものすごく早い。2年近く使ったのでそろそろ変え時なのだろうか。たまに携帯ショップをまわってみる。なんだかスライドのやつが良さそうだけれど、パカパカ式に慣れているのでどうだろうか。たくさんの機種。べらぼうにある。迷っているうちに、まぁいいかと帰ってしまう。そんなことを繰り返しているうちに、前回はいきなり壊れた。カッコいいけれど使いづらそうとか、色が気に食わないとかやっているうちに、突然壊れた。今回はそうならぬうちに決めたいのですが、なぜか帰ってしまいます。どんなプランで?どんな機種をお探し?とがぶりよられるたびに、特にプランもないので結局帰宅。こうなったら一旦家をなくして帰れなくして、携帯を変えてからふたたび家を再契約したらどうだろうか。迷うというのは面倒ですが、ちょっとだけ楽しいです」

『おとなしく』(7月14日)
「東京大雨。本を読んでいる。ページを繰っていたら『男の顔は履歴書である』と書いてあったので、自分の顔を見てみる。薄い履歴書だ」

『あれは楽しい』(7月16日)
「昨日はじめてWiiをやりました。欲しいです」

『新宿の飲み屋にて』(7月17日)
「昨日はライブのあと、2ヶ月に一度開催している『小説を読む会』に参加。大正8年に書かれた菊池寛・作『恩讐の彼方に』について語り合うという、かなり時代を無視した集まりでしたが、大変楽しかったです。周りの席からは男女のねとっとした欲情が垣間見える会話が聞こえてきましたが、こちらでは『小説には生活を凌駕してもらいたい!』、『いや、小説が生活を超えたってリアリティがない!』と、まるでゼミです。しかしマシンガンズ滝沢はいつものように酔っ払い、ダミ声で『帰れ!』を連発していました。変な会です」

『ご機嫌チューナー』(7月18日)
「ギターをチューニングするときにチューナーという機械を使います。弦を弾いて、左右に揺れる針が
真ん中に来たらチューニング完了。あのさっぱりとした気持ち。なんともいい。自分の機嫌などもチューナーで
直りゃいいなとたまに思いますが、機械で機嫌が直る人はきっと機械です」

『ベイ』(7月19日)
「昨日ハマスタで横浜−広島を観戦。今季のベイ初観戦。試合は三浦投手−クルーン投手のリレーで3−0快勝。やはり屋外の球場はいいですね。応援歌を歌いながら。ビールを飲みながら。たまにスコアボードを見ながら。『この選手年下か…』とぼやきながら。とにかくベイファンにはすがすがしい試合でした。カープファンにはかなり憤りの試合だと思います」

『空腹と店構え』(7月20日)
「腹ペコな時ほど、なぜかダサい店に入りたくなります。新聞と漫画が置いてある中華屋など最高です」

『うまい』(7月24日)
「この夏、ジュース部門は『ザ・プレミアム・カルピス』、あめ部門は『太陽を浴びたマンゴー』が断トツトップです。ビール部門はまだ決まらず」

『ベイベイ』(7月25日)
「いいぞ、ベイ。具体的にどこらへんが強いのかあまりわからないけど、いいぞ。その調子その調子」

『知らぬ間に』(7月26日)
「あれ?もう7月26日?ということはすぐ8月?あれもう夏?突入?行く?どこに?フェス?売り切れ?あら?焼く?海?どこの海?千葉?伊豆?どこ?夏?行く?焼く?突入?いつの間に?まず梅雨は?まだ明けてない?じゃあまだ夏ではないですね。ふー。でも暑いです。なんだか頭が回りません」

『湿夏』(7月27日)
「モアーっとしてきましたね。のっぺりとした重たい空気。やっぱりここはアジアのようです」

『ひさびさ』(7月28日)
「散歩の記録を更新しました。東京フィールドワーク最終回です。画面を見ながら町を歩いてみてくださいね」

『ビルよさらば』(7月29日)
「最近新宿をプラプラしていたら、とある大きなビルが丸ごとなくなっていて、その奥に見たことも無い景色が広がっていました。圧倒的な土地がさら地となり、空が見えて変な感じ。しかし以前そこにいったいどんなビルが建っていたのか、まったく思い出せず。大都会のさら地。むかし建っていたビル。新宿シムシティ。そういえば歌舞伎町も少し変わった。渋谷のカラスも少なくなった。かたつむりも見ない。ナメクジに塩も掛けられない。少しずつ、都会が変わる。変わるのはまったく構いませんが、外人が来て『ワオ!』となるような町並みがいいです。どこの都会も都会というだけで、あまり変わらないもの。その点、小江戸・川越は素晴らしいです」

『億万長者の夢』(7月30日)
「あなたも1枚で億万長者になれるかも!と宝くじの係員の方がハンドマイクで語りかけてきます。たまに3億円当たったらどうするかと夢想しますが、決まって結論は『自分がだめになる』です。生活に相当の余裕が生まれるでしょうが、その余裕が命取り。一生何もしないでしょう。結局ただ3億円を当てた男で終わるのです。…いや、それはすごい男じゃないか」


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