『よく見かける』(8月1日)
「web2.0ってなんですか。今までは1.5とかだったんですか。でも2.0と聞くとなんか良さそうですね。視力2.0のすり込みがあるのでしょう」
『夏到来』(8月2日)
「わーい!梅雨明けだー!といっても特に夏らしい予定なーし!」
『少年』(8月3日)
「小さい頃、何度か寝台特急に乗りました。ブルートレイン。北海道や京都へ行きました。覚えているのはうれしくて一睡も出来なかったこと。まったく眠れなかった。いつも充血で終着駅を迎えていました。B寝台の振動と匂い。闇。時間。また乗りたいです。でも今なら酒をかっくらって寝ちゃうでしょう」
『少年2』(8月3日)
「ポケモンスタンプラリーが行われていますが、少年が車内で『何でダークライが赤羽なんだよぉ。ミュウが牛久っていうのもなぁ?』とボヤいていました。彼にとってキャラクターと土地が合わないようです。でも顔は一生懸命。少年にまぎれてやってみようかしら」
『口笛』(8月5日)
「ある程度の音階を吹いたら、次の音階へ行くために一瞬切り替えをします。カラオケで高音が出ないと一気に低音に切り替えるように。あの行為はなんという名前がついているのでしょう。ぼくはスイッチバックと呼んでいますが、とにかく口笛のスイッチバックがうまくなりました。毎日吹いているとうまくなるものですね。毎日土俵入りをしていれば雲竜型も様になるのでしょう。毎日毎日。なかなか大変です。まぁ口笛くらいなら吹けます」
『ジュータイ』(8月6日)
「昨日の関越道、2時間半でいけるところを5時間走る。半分以上自然渋滞。事故でもなんでもないときの渋滞の終点はどこか腑に落ちない。あれ?何で混んでたの?30キロも混んだくせにクライマックスがこれ?と腑に落ちない。でも腑に落ちない感じが渋滞っぽくていい。渋く滞る。字の通りってことが世には多いです」
『早く着く』(8月7日)
「昨日、待ち合わせよりも50分早く着いてしまう。町をうろつき電気屋で電池を買い、本屋に入り一冊買って喫茶店に入り冷たい紅茶を飲む。みんなが待ち合わせよりも早く着いたら少しだけ経済がよくなる気がします」
『IT(イット)と誰かが言っていたころはよかった』(8月8日)
「96年ごろからインターネットをやっていますが、当時はまったく面白くなかった。まったくつまらなかった。字体がほとんどゴシックだった。なんだか怪しい感じだった。それに比べ今はインターネットが面白すぎる。時間をとられる。仕事の邪魔だ。原稿を書く時など必ずパソコンをつけるので、ついついサーフィンをしてしまう。ケーブルを引っこ抜いてモデムをぶっ壊して、インターネットよさらば!と別れられたらどれだけ仕事に集中できるかとと思うものの、モデムを壊したら作った原稿が送れない。こうなったら会社のようにネットを覗けないようにしてしまえばどうか。いや、ぼくは会社ではないので絶対に制限を解く!自信がある!要は仕事道具にしては楽しすぎるということです。むかしの文豪はさぞかし集中できたろうよ!(意味のない嫉み)」
『この世は実際だらけだ』(8月9日)
「私のメガネを外した顔を見た人はみな口を揃え、『メガネがあってよかったね』と言う。この世にメガネというものが存在していてよかったねというような口調で。失礼じゃないか!と相当な罵声を浴びせるが、私もそう思う。実際。この世のほとんどは実際で出来ている。実際」
『神宮』(8月10日)
「昨日、神宮球場にてヤクルト−横浜戦を弟らと観戦。2回を終わって9-0という大差。『これは21-7くらいで横浜が勝つんじゃない?』と言っていましたが、結果9-1。1・2回だけでゲームが決まり、すーんと試合が過ぎていきました。最後の方は暇だったのでクルーンに近寄り、『クルーン!クルーン!』と叫んだら手を振ってくれました。クルーンもけっこう暇そうでした。巨人に行かないでおくれ」
『オボーン2』(8月11日)
「今日。昼にイッセーさん観劇。その後原宿でメガネ調整。渋谷へ行き古本市。掘り出し物を見つけるぞと意気込むも一冊も掘り出せず。古本は書いてあることが古いことに気がついた(当たり前)。その中からいま読んでもぐっと来るものを見つけるのは大変なことだ。今日は古本に負けた。また行こう。多少の夏バテを感じたので整体へ。見せかけの復活。明日はサマソニだ。仕事が終わったらびしょびしょに飲もう」
『サマソ』(8月13日)
「昨日。サマーソニック参戦。バンドでもないのに4年連続出させていただきました。どうしても『出る』となると『見る』ことがうまく出来ず、毎年出番が終わると燃焼しきってしまい抜け殻ビールを頂くことになります。でもこのビールが格別にうまいわけです。圧倒的な人。夏のパワー。ちなみに今年はシンディ・ローパーの歌声が思い出でした。ぼくは出番終わりには燃えきっていましたが、きっと長嶋さんは最後の最後まで燃え続け、もしかしたら泣いたのかもしれません。大の上に大がつく洋楽ファンですからね。ちなみにぼくは今日のラインナップに『Motorhead』と書いてあったのを一瞬『え、モトハル?』と読んでしまった佐野元春ファンです」
『大名人で夢心地』(8月14日)
「志ん生師匠の落語を聞きながら眠ると寝つきがいいです。志ん生師匠がふにゃふにゃ喋っていて、ふにゃふにゃしているうちにふにゃふにゃになり、気づいたら寝ています。ちなみに志ん生師匠は高座で喋りながら寝たことがあるそう。それを見ていたお客さんも『寝かせておこう』と言ったというからいいですね」
『転向』(8月15日)
「昨日。弟とキャッチボール。30歳を前にしてサイドスローの方が投げやすいことに気づく。これが世にいう転向というやつか」
『あぁ』(8月16日)
「めちょいですねぇー。暑いというと余計に暑いので『めちょい』にしていますがまったく効果がないくらいめちょいです」
『孫』(8月17日)
「今日山手線に乗っていたらおばさん二人組が大声で話していて、携帯の画面を見ながら『これ見て!孫!』『あらかわいいー、名前は?』、『りんって言うのよ。リンネのリン!』、『あらー輪廻の輪!』、『そう、輪廻の輪!』と大合唱していました。山手線と輪廻。なんだかいい組み合わせですが、輪っかの輪ではだめなんでしょうか」
『フィン』(8月20日)
「近所のルノアールはやけにセリフが少ない。会話がない。ルノアール以上にルノアールしている。おじさんと文学青年しかいない。何かを放棄し、何かに集中している。まるでフィンランドのようだ。行ったことはない」
『ジャー』(8月21日)
「秋を待ち望む気持ちが大半を占めていますが、秋というのは夏が終わってしまった淋しさを伴うのでならばこの夏よまだ終わるなという気持ちも多少含む、非常に夏の後半っぽい心持ちです。子供のころはそろそろ宿題を気にしていた8月21日。まだまだ暑い8月21日。何度目だ8月21日。急になんてことのない8月21日が気になったので何の日か調べてみたら『噴水の日』だそうです。今日はみなさん噴水を気にしてみよう!そして余裕がある人は噴水で水浴びをしよう!」
『ちーん』(8月22日)
「今日は何の日にのめりこんでいます。毎日何らかの記念日がある。ちなみに今日8月22日は『チンチン電車の日』だそうです。東京ではじめて路面電車が走った日だそう。全然知らなかった…。そういえば昔はチンチン電車が東京を駆け巡っていたんですよね。都電なんて多い時には41系統もあったと聞きます。それが今や都電荒川線のみ。ということで今日は一日チンチン電車のことを考えよう!私は世田谷線に乗ります」
『男・前』(8月23日)
「昨日。写真家の前康輔くんと久々に会食。ぼくらのプロフィール写真をはじめ、数々のいかした写真を撮ってくれました。会うとほとんどが野球と佐野元春さんの話。いつもそう。友に会えてなんだかうれしく、帰りは陽気に二駅ほどの距離を歩いて帰りました。歩いて帰ろうと思わせてくれる人はきっと素敵な人です」
『あいさつ』(8月24日)
「夜にFMの生放送をしていたころは『こんばんはー、ダーリンハニーです』と言えばよかったのですが、最近はネットラジオなどが増え、あいさつがしっくりきません。『こんばんは』と言っても見ているのは昼間かもしれないし、その逆もしかり。タイムラグがあるくせに、記録に残る。こんにちは、こんばんはがIT時代には通じなくなってきている。そろそろ『こにゃにゃちわ』の出番かもしれません」
『ホセロ、ガイエルに打たれる』(8月25日)
「昨日。神宮にてヤクルト−横浜を観戦。今年最後と思われる神宮球場。試合は延長となり4時間半に及ぶ熱闘。結果は2-3で横浜のサヨナラ負け。ひたすらものすごく疲れました」
『点在職場』(8月26日)
「昨日は浅草、今日は溜池山王。銀座ラインの2日間。たまに1週間くらい同じ路線を使う週があったり、はたまた何日もすごく遠いところが職場だったりと、各地に職場が点在しています。この点が広くなっていくともっともっと楽しいのでしょうね。これからはアジアを視野に入れた活動も視野に入れてやっていきたいです」
『宣言』(8月27日)
「この夏、ぼくは何度お湯を沸騰させ、何度麦茶を作っただろう。2リットルを50本は飲んだだろう。自分で作ったお茶は美味しい。伊藤園のパックのお茶は美味しい。ぼくはじじいになるまで手作り麦茶を作り続けるんだ!絶対に」
『歩く』(8月28日)
「先日家を出て自転車に乗ろうと思ったら自転車がない。区に持っていかれたか。仕方がないので今日集積場に行った。なかった。でも少し離れた場所に別の集積場があるからそちらに行ってみてと言われ歩いていく。道に迷う。暑い。やっと見つけた集積場。なかった。でも少し離れた場所に別の集積場があるからそちらに行ってみてと言われ歩いていく。道に迷う。暑い。なかった。結局盗難臭いとのこと。集積場を3件はしご。えらく歩いた。ポカリを2本空けた。ふざけんな、と行政や盗人に対する怒りがこみ上げてくると思いきや、なぜか『いい運動になった』と思ってしまった。私はおじさんに近づいている。それか欽ちゃんに影響を受けている」
『知らぬ間習得』(8月29日)
「毎日毎日何かを続けていると必ずうまくなる。その証拠にぼくの家のDVD操作ならびにテレビのリモコン操作は天下一品だ。すばやいザッピング。メニュー画面操作。録画したビデオのCM飛ばし。ビタっとできる。知らぬ間に毎日やってることってすごいですね。この調子で英語の習得や筋トレなどができないものか。できない」
『陸上を見る』(8月30日)
「準決勝とかで流してゴールするのを一生で一度でいいからやってみたいです」
『いまは平静』(8月31日)
「携帯を変えようとあんなに携帯ショップに通っていたのに、最近は機種変更の機の字も思い出しません。結局古いまま。どうでもいいんだ、携帯なんて。使えりゃさ。でも忘れたころにまた通い出すんですよ」
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