『バーゲン』(7月1日)
「今日からバーゲンだ!でも欲しいものはたいていバーゲン除外品だ!」

『モモ』(7月2日)
「猫のモモさんが亡くなったので、実家へ帰る。あんな素晴らしい猫をわたしは知らない。誰の膝にも乗り、
新聞紙を掛けたりしてもぜんぜん動かなかった。お釈迦様のような猫。7歳。ありがとう」

『解決しない』(7月3日)
「悲しい時は悲しければいいと思います」

『リアリティ』(7月4日)
「100万円を持ってない人が、『そのゴミ、一発でゴミ箱入ったら100万円』と言ったりするのは
リアリティがなさ過ぎていいなと思います。ぼくもあなたに5800万円の笹塚の土地を買ってあげます」

『一発金髪』(7月5日)
「多少の違いはあれど、何年も自分の髪型が変わっていない気がする。一発金髪にするか、
京本政樹さんのようにずっと変わらないか。ふたつにひとつだ。いやたぶんもっと選択肢はある」

『短冊』(7月6日)
「明日は七夕。家の近くにある短冊に『パティシエか魔法使いになれますように』と書いてあった。
魔法使いになれればパティシエになれるでしょ」

『鼻』(7月7日)
「ここ最近目の出番が多すぎる。もっともっと鼻を使っていきたいです」

『阪神ファンいいなぁ』(7月8日)
「今日からヤクルト―横浜、神宮3連戦。セ・リーグ一地味といわれるこのカード。現在5位VS6位。
私は何度この対決を見てきたんだろう。今日は17時から仕事だけれど、間に合えば見に行きたいところ。
今日は雨っぽいが、また雨が似合う。ヤ横戦は全体的に哲学だ」

『入場のみのDVD』(7月10日)
「私はプロレスの入場シーンが好きです。入場シーンのみ240分くらい詰まっているDVD出ないかなぁ。
あとプロレスの入場曲ってベースが異様にカッコイイですよね。UWFのテーマとかジャンボ鶴田の曲とか。
入場&最後のリングアナのコールまで入れてほしいです。各メーカー様ご検討を。出たらぜったい買います」

『散歩は常になにやってんだろと隣り合わせ』(7月11日)
「赤坂、乃木坂、表参道あたりを散歩。7月だというのに空気がからっとしていて気持ちいい。
青山霊園あたりは歩いていると気持ちいいけど少し怖い。南青山方面へ歩くと、大学生の頃に
友のドラゴンと村上春樹の家を探し回ったことを思い出した。なにやってんだろ、と思うけれど
なにやってんだろはたまに心地いい。今日はホリプロライブ。安田生命ホールに太田プロライブ
以外でいくのはなんか不思議です」

『渋谷にて選択』(7月12日)
「新宿で行われるライブに向かうため山手線のホームにいたら運転見合わせの報。アララと思い
急いで埼京線ホームまで走ったらすでにすごい人だかり。乗りきれなかったので一本後の湘南新宿ラインを
待っていると、山手線運転再開の報。今度は湘南新宿ラインが多少の遅れ。あーあ、たしかこんなことわざ
あったよなぁと途方にくれていると、やってきた湘南新宿ラインが激混み。アッチョンブリケでようやく新宿。
副都心線へすばやい移動をした方がよかったのか、山手線をまっていればよかったのか。人生は選択の連続。
あー、半蔵門線で青山一丁目に出て大江戸線で新宿という手もあったか。…いや、それは一番遅い」

『カエル』(7月14日)
「実家からの帰り道、カエルを見た。けっこうな大きさで非常に堂々とピョンピョンしていた。
近寄ってみてみると堂々と気持ち悪かった。すごい柄をしていた。ヒョウ柄は流行っても、カエル柄は
いささかきついと思った。でも梅雨の風物詩を見れて季節の調整ができた気がします。今日は太田プロライブ。
新ネタ。急に意味もなくピョンピョン跳ねたら相棒は嫌だろうな」

『ライブ』(7月15日)
「昨日はライブ。新ネタ。いいネタができてうれしかった。袖から見ていて東京03さんは恐ろしいくらいおもしろいコントだった。
またトークライブをご一緒したいなと思う。柳原可奈子は見入ってしまうような貴重な沈黙を作れるコント芸人だと思った。
終了後、土田さん・スギさんらと朝まで飲む。土田さんと飲むとひたすら笑って朝を迎える。今日はくもりだ。
空を見ながら睡眠へ」

『ゲームで晴らす儚さよ』(7月16日)
「ダービースタリオンDSがほしい。でもやっちゃうとハマりそうで怖い。ゲームは楽しいけれど
時間がやたらに過ぎてしまう。一番有効なのは本物の馬主になることだろうが、そんなことはわかってます」

『鼻の娯楽館』(7月17日)
「目や耳を楽しませるエンターテイメントは数あれど、鼻を楽しませてくれる娯楽はとても少ない。
テレビも映画もインターネットも、鼻が楽しくない。私は将来熱海あたりに『鼻の娯楽館』を作りたい。
世界の匂いを集めたブースや、鼻フック遊び、鼻に豆を入れての射的、鼻につく映像集など、
数多くの鼻が楽しいアトラクションが目白押し。問題は館長の私が鼻炎持ちで匂いがわかりづらい
ということですが、そんなことくらい鼻で笑ってやります。ブー」

『キーボードと計算機』(7月18日)
「テンキーは理数系。文字キーは文系。私はどちらかといえば文系の人間だとは思うものの、
テンキーが好きだ。パチョパチョ叩いているとただ楽しい。計算機も好きで、52467437+748648などの
意味もない計算をよくする。掛け算はやりすぎるとすぐにEが出るからやらないようにしています。
それにしても計算機って何であんなにすぐ計算できるんですかね。当たり前すぎて忘れていますが
なにげに一番すごい機械じゃないかと尊敬してます。関係ないですが筆ペンも好きです」

『友たち』(7月19日)
「昨日は稽古したあとに23時ごろドラゴン宅へ。日焼けをする褐色の人と家にいる色白の人はどう違うのか
朝まで語り合う。あとこのページのリニューアルについて。オートバイさんも来ていたが寝てしまった。でも
カメラのことで聞きたいことがあったので寝ているところ質問してみたら、『イクシもクールピクスもいいよ。
会社によってレンズも違うからおのずと色味も変わってくるんだ』と寝ていた人とは思えない明瞭な答えを
返してくれた。ありがとう、と言うといびきで返してくれた。いい友に会った次の日は目覚めがいい。
起きたの14時ですけど」

『どんなことにも上級者がいる』(7月20日)
「はじめて金縛りにあった。ふわっと意識はあるものの体がまったく動かない。最中はわからなかったものの
しばらく経って、あ、さっきのはたぶん金縛りというやつだとなんとなく思った。気になったので調べてみたら
いろいろ書いてあった。前兆、種類、理由などがある中に、『世界の金縛り』や『金縛りを楽しみにしている者も
少数ではあるが存在する』とも書いてあった。私ははじめてなので少なくともまだ楽しみじゃありません」

『杞憂』(7月21日)
「全英オープンをずっと見ていた。53歳ノーマンは残念ながら優勝できず。ゴルフをこんなに見入ったのは
久しぶりだ。あと『ゴルファー』という響きはちょっといいと思う。プロボーラーもいい。最後の伸ばす感じがいい。
あとゴルファーはなんとなく『プロ』と呼びたくなる。青木プロ。中嶋プロ。岡本プロ。でもプロ野球はプロなのに
藤川プロ、前田プロ、ダルビッシュプロとは言わない。なぜだろう。そんな中ゴルファーのジャンボ尾崎さんは
『ジャンボ』と呼ばれるのは嫌ではないのだろうか。私が心配することではないですね」

『プリミティブ』(7月22日)
「最近やっと『プリミティブ』の意味を知った。『原始的な』という意味らしい。ドラゴンが教えてくれた。
たまに本を読んでいるとプリミティブは出てきたが無視していた。なんだか無視したい言葉だった。
意味を知ると、知ってよかったと思う。最初が『プリ』からはじまるので『プリン』っぽいかわいらしい意味かと
思っていたけれど、案外荒々しい意味だった。プリミティブな怒り、プリミティブな表現、プリミティブな発想。
これからはプリミティブにいきたいとプリミティブに思います」

『冷やし中華』(7月23日)
「今日冷やし中華を食べた。冷やし中華は酸っぱくて美味しい。食べながら母が『私が妊娠中に
冷やし中華ばかり食べていたからあなたの顔が伸びちゃった。ごめんなさい』と言っていたのを思い出した。
別にいいよと言いたいし、あまり関係ないんじゃないかとも言いたい」

『あぢい』(7月26日)
「いよいよ夏本番。腕の白さ際立つ夏。毎年『焼きたいな』と思うものの、焼いたらきっと
赤くなっちゃうので下地を作りたいと思うものの、その下地を作ることも焼くことには変わらないから
どうやっていいのかわからず、結局『日サロor焼かない』みたいな無意味な対立構図ができてしまいます。
雑誌に『色白の人の下地作り!!』みたいな特集があれば買うので、雑誌社の方お願いします」

『お祝い』(7月27日)
「父がとあるゴルフ倶楽部のチャンピオンになったのでみんなで祝う。最近よく整体に行っているらしく
『そこの治療用の水ベッドがいいんだよ』と言うと、すかさず母が『ウォーターベッドでしょ』とツッコミを
入れていた。『水ベッドだよ』と父。『一緒じゃない?』と我々兄弟。いいお祝いパーティでした」

『風と自転車』(7月28日)
「夜。運動も兼ね自転車で町を走る。なだらかな坂でくたばる。なだらかな坂は急坂よりも案外疲れる。
坂が終わり、もぬけの殻のような脳で『すわ、これは哲学か?人生もそうか?』と思ったけれど、
人生のなだらかな坂というのが一体どんな状態なのかわからないので意味なし。哲学も生活に
うまく置き換えられなければ無効だと知る。喫茶店でジンジャーエールを飲む。本格的な生姜っぽい
ジンジャーエールで、私が欲しているジンジャーエールではなかった。ジンジャーエールはジンジャーに
エールを送っているのだろうか。だったらジンジャーが効いていても仕方ないよな、などとふたたび意味の
ないことを考えたことを自責し、自転車屋で空気を補充してまた走った。ただひたすらに風が気持ちよかった。
自転車が滑るように走る。風が気持ちよかったので意味のないこともあることも別にどうでもいいやと思った。
風が空気に繋がる。あ、たぶんなだらかな坂は自転車の空気が入ってなかったからつらかっただけだ。
自転車を止めながら、タイヤの空気だけが問題だったか、と思うと軽くギャフンな気持ちになりました」

『パソコン』(7月29日)
「きっとファンだろうが、ウエーンみたいなパソコンを冷やす音が耐えない。カリカリカリカリという
処理音もすごい。ここ最近頑張っているアピールがすごいのでなんだか壊れそうな予感もするけど、
壊れてしまっては困る。機械は案外『新しいの買おうかな』とか思うと壊れるらしい。使用者の心持ちに
敏感なのだ。なので『一生パソコン買わないから大丈夫だよ』と声をかけているものの、嘘だとばれているのか
フリーズで対抗してくる。まったくもってかわい娘ちゃんだ」

『背反ブレイク』(7月30日)
「プリズンブレイクのVを見始める。『また始まってしまった』というなんともいえないワクワクな面倒くささ。
『いろいろ起こるんだろうなぁ』とか『主人公のマイケルはなんだかんだ死なないんだろうなぁ』とかうがった
見方をしながらも結局引き込まれて見てしまう。あーいやだいやだと言いながらTSUTAYAへ走る日々。
こういうのを二律背反というんでしょうか」

2008