『あけまして』(1月1日)
「おめでとうございます。今年はダーリンハニー結成10周年なのでいろいろ企画してやっていきたいと思います。
初仕事は2日の京急イベントです。お互いドーンといきましょう!」

『正月よさらば』(1月4日)
「おせちの食べ過ぎでのどが渇いております。いま一番飲みたい飲み物はひたすら『水』です」

『分け目』(1月5日)
「小沢一郎さんが毎年髪の分け目を変えているらしいので僕も変えてみました。年が変わって左右の分け目を変える。
びしっと気持ちが改まると思いきや、髪の流れが訳のわからないことになってしまい混乱を極めています。特別に尊敬
している人ではないので頭の中まで余計に混乱」

『おしらせリンク』(1月6日)
「おしりんのコーナーです。まず小田急電鉄の主要駅で『ダーリンハニー吉川の社会科見学』を配布中です。
そしてアニマックスで原稿を書いています。So-net・バクストで『ばくのり』が始まりました。社長ライター住さんの
Podcast『ラジオすみましん』でふざけてます。友人の写真家・前康輔くんのホームページが出来ました。
2/14に阿佐ヶ谷LoftAでトークライブをやります。おしりん、以上です」

『健康』(1月8日)
「健康診断へ。前日ご飯を食べていけない気がしたので、15時間抜いたら医者に『2時間でよかったのに』
と言われる。労力と断食による無気力を返してほしかったけれど、勝手な思い込みだったのでこっちのせい。
『数値も変わっちゃうし』、『人間ドッグとは違うし』と言われ散々。もう思い込みはやめます。思うけど、込みません」

『ジモンさん』(1月9日)
「事務所へ。寺門ジモンさんがいたので『ダーリンハニーです。おはようございます!』とご挨拶したら
『カマキリみたいだね』と言われる。『お前ら図鑑に載ってるだろ、な!』と言われ全然返せず。凄まじい方です」

『iPhone通信』(1月10日)
「iPhoneはいじるとすごい。無限の可能性ってやつを感じる。でも『無限の可能性』という響きにもう満足してしまい
結局使っているのは電話とメール。これではいけないと地図を見まくっている。あとコンパスで位置を確認している。
あと指紋もこまめに拭いている。大事すぎるのか恐る恐る使っている。前の携帯電話のいい加減な扱いも
あれはあれでよかったなぁと遠い目」

『大人と子供の違いは黒いフリスクを舐められるかどうか』(1月11日)
「6歳の甥っ子を連れて公園へ。疲れ果てるまで遊ぶ。二人で野球をやったが彼はファールに価値を見出しているらしく
『やったー!ファールだ!』と喜ぶので何と説明していいやら。『ファールは永遠に続くけど、人は死んじゃうよ!』と
言ったら不思議な顔をしていた。芝生が『開放中』と『閉鎖中』に分かれていて、『あれなんでなの?』と聞かれたので
公園の管理事務所へ。管理人のおじさんは優しく、芝生の種を見せながら説明してくれた。芝生は生やすのが難しく、
開放&閉鎖を交互に繰り返さないとすぐに傷んでしまうらしい。甥っ子も納得の様子。あと僕が舐めていた黒いフリスクが
欲しいと言うのであげたら辛くてすぐに吐き出していた。32歳をなめるなと言いたい」

『猫のハーモニー』(1月12日)
「さかりか喧嘩か、外で猫たちが鳴いている。そして時々ハモる。たまたまの美しさ。冬の夜」

『内なる力』(1月14日)
「しゃっくりが出たのだけれど、お腹にぐっと力を入れたら止まってしまった。お腹には絶対何かがある。
瞬時にきゅっと力を込めると想像以上の力が出る。ただ瞬時すぎると放屁の危険もあるので注意が必要」

『生』(1月15日)
「ライブ。間違えたら仕方がないし、うまくいったらすぐに反応が来る。コピペできない感じが爽やかでいいと思う。
といいつつ今日はハーモニカをプープー吹いていただけなのでナガシに乾杯です」

『発売』(1月16日)
「10周年記念トークライブのチケットが発売になりました。あと今日はマッサージを90分受けました。
昨日は伊豆急下田に行きました。つばめグリルでハンバーグを食べました。説明不足の近況報告でした」

『風呂本』(1月18日)
「風呂に入りながら本を読む。至福のとき。そのためにも本屋通いは欠かせない。昨日も稽古の後に
新宿のジュンク堂へ。鉄道・文学・音楽・プロレスをまわる。元・日本テレビのアナウンサー倉持隆夫さんが書いた
『マイクは死んでも離さない』が面白そうだったので即買い。鉄道本も2冊。風呂が楽しみ。夜!夜!風呂!風呂!」

『2割』(1月19日)
「幼なじみが結婚することになり、生まれてはじめて婚姻届の証人になる。彼とはかれこれ20年以上の付き合いだ。
紙にもうすべて書いてあったので、あとは僕が書くだけ。自分の住所がわからなくなるくらいに緊張した。とにかく
おめでとう。彼女とも知り合いなので余計におめでとう。ただ彼女は彼が言うことの2割くらいしか話の意味が
わかってないらしい。でも6年一緒に暮らしたらしいので2割でも問題ないと思います」

『ウォシュレット・ヴァージン』(1月20日)
「生まれて一度もウォシュレットをしたことがない。理由は単純に怖いからだ。出始めの頃に乗り遅れてしまったので
以来ボタンの押し方もわからず、なので止め方もわからず。この前楽屋で話していたら10人中3人はヴァージンだった。
嬉しかった。でも死ぬまでに一度はやってみたいことのひとつです。明日にでもやればいいじゃないの」

『中央線』(1月21日)
「座・高円寺でライブ。とってもいい小屋。劇場の前でたむろしていると、鴻上尚史さんにばったり会いご挨拶。
年末、突然勉強をしたくなりワークショップで基礎を教わったのだった。先生とのふいな再会は嬉しい。
その後いったん抜けて東銀座でオーディションを受け、途中の中央線で201系とすれ違ってときめき、高円寺に
戻ってライブ。がっつりな一日。昼のあたたかさが、故郷を思い出させた。東京生まれなので故郷はないけれど、
山梨あたりを思い出させた。それは中央線の一日だったからだと思います」

『診断』(1月22日)
「健康診断の結果を聞く。血液検査は異常なし。だがその他の欄に一点だけ要注意があり、
そこにはひと言『やせ』と書いてあった。誇りに思う」

『朝野球の謎』(1月24日)
「中学生の頃。6時に起きて電車とバスを乗り継いで学校へ行き、8時には野球をしていた。それから授業を
受けて昼ごはん。休み時間にまた野球。授業。放課後。野球。日暮れ。帰って夜ご飯を食べて深夜ラジオを聴いて
また6時起き。あの頃のパワーの源は何だったんだろう。自我やら競争やら恋やらと格闘しつつの朝野球。
楽しかった気がするけど戻りたいかと言われればもういいです。ビールのうまさにも気づいていないし」

『ほろりとくる』(1月25日)
「最近は夜中の茶碗蒸しが最強だと思っています」

『お知らせ』(1月26日)
「今日は阿佐ヶ谷ロフトで大喜利ライブです。お時間がある方はぜひお越しくださいませ。
あと関係ないですが『アバター』と聞くとばあさんが浮かびます」

『今日にあばよ』(1月27日)
「ライブ後、3時まで打ち上げ。まぶたとろん。いい夢見ろよ、と自分に言いたいです」

『カラオケ』(1月28日)
「むかしはカラオケに行っても歌いたい曲が入っていなくて悔しい思いをしたものです。DAMだJOY SOUNDだ
数が多いだ少ないだ。音がいいだ悪いだ。たまに『まさかこの曲が!』という曲が入っていると嬉しくて嬉しくて、
でも歌うと案外難しくて。ヘコんだりして。練習MDを作ってみたりして。好きな女の子を想像したりして。いざ本番で
歌ったらその子がガッツリ選曲中でヘコんだりして。カラオケはまさに人間トライアングル。たまに行きたいですが
とにかく今の曲は難しすぎる。…って言ったらもうおじさんなんでしょうね」

『だからなんだ哲学』(1月29日)
「うちに即割れそうな薄いガラスのコップが2つあるのですが、毎日使っても案外割れないんです。
この例は恋愛に使えると思っています。壊れそうな関係は案外持つ。だからなんだ!」

『締め切り』(1月30日)
「お笑いを始めた頃、誰に頼まれてもいないのにエッセイを書いていた。それはもう書いていた。
誰に頼まれてもいないので締め切りはない。でも書いていた。今は締め切りがないと締め切れない。
それはそれで形になるのでいいことだけれど、少し情けない。でもこの連ねだけは頼まれてもないのに書ける。
義務感もなく、かといって達成感もない。こういうのを『友だち』というのではないだろうか。
僕は僕が書いたものが友だちだ。暗いぞっ!」

『野郎の宴』(1月31日)
「ライブの後に劇団ひとりさんのラジオ。終わってピザをごちそうになる。マシンガンズ滝沢、神宮寺しし丸と
スタッフのみなさんでバカ話。本当にバカ話だったので文字では書けません。というかバカ話すぎて覚えていません。
唯一覚えているのは『男で抱かれたいなら誰がいいか』という話で、劇団さんが『梶原しげるさん』と言っていたことです」

2010