『MATSURI』(11月2日)
「先週の日曜日、秩父の山奥のお祭りに出てきました。脇に川が流れる小学校。みなさんのお目当ては我々の後に出る島倉千代子さん。九割五分ご老人。異様な雰囲気。ぼくは舞台を降り、みなさんの声を聞こうとしたら、あっという間に出たがりのおじいちゃんおばあちゃんに囲まれてしまいました。もう収拾つかず。あの映像をぜひDVD化したい」


『大人』(11月4日)
「渋谷の駅でPARCOの広告を見た。そこには『ブレーキは大人になってから!』とかわいい文字で書かれていた。ぼくは自分が大人なのかまだはっきりとしないので、ブレーキを掛けていいやらわからないでいる。おかげでときどきスピードを出したり急ブレーキを掛けたりで動きがガッタガタだ」


『読書の秋』(11月5日)
「最近は町田康の『東京飄然』と、藤子不二雄の『まんが道』を交互に読んでいます。あっちゅう間に朝です」


『自打球』(11月6日)
「最近バッティング・センターに行ったら、自打球がアゴに当たりました。軽いアッパーパンチです。くらくら」


『家族寿司』(11月7日)
「今日久々に家族で食事をしました。親父の誕生日も近いということで、豪華に寿司。プロレスラーの天龍が経営する店です。親父はへべれけになり、最後は注文を取りにきた女将さんに『チョップをください』と言っていました。それを聞いた母は『ちょっと!長州さんに悪いでしょ』と言っていました。いい血が流れておる」


『こんなに似てるんだもの』(11月8日)
「弟は身長・体重・顔・形、ぼくとほぼ同じなのだが、なんだかしゅっとしてる。なぜしゅっとしてるのか毎日研究中。あいつのいいところは弟だろうがすべて盗みたい」


『全国ツアー日程』(11月9日)
「いろいろなバンドの全国ツアー日程を見るのが好きです。『ほぉ、あそこでやるのか』とか『そこまでいく』とか脳内独り言全開です。見てるとね、岡山 PEPPER LANDとか松山サロンキティとか新潟フェイズとかいろいろ出てくるんですよ。見るたびどんな会場なんだろうなー、飯うまそうだなーとか勝手にイマジンしています。自分は行かないのにね!」


『特技』(11月10日)
「起きてから5分で家を出られます」


『まんが道』(11月11日)
「藤子不二雄のまんが道をこつこつと読んでいます。なにせ1100ページ×4冊あるので、読みきるのが大変。しかしあのストイックさ、夢に向かい走るトキワ荘メンバーの熱さには心打たれます。まんが道でよく起こることは、1、すぐ美人に会ってデレデレする。2、飯を食べるとすぐに『ンマーイ!』と叫ぶ。3、ピンチになると手塚先生が登場。4、何も書けなくて紙が真っ白という夢をよく見る。5、名前を呼び合うときは○○氏。6、突然顔が真っ黒になる。7、何回徹夜するんだと言うくらい寝ない。不安と希望が交錯する漫画家の激烈な日々。ハマってるなぁ」


『ポジショニング』(11月12日)
「小学校時代はいつも書記をやっていました。書記というポジションが好きだったんです。今でも字を書くことは大好きで、あらぬことをノートに殴り書いています。『年収8億』とかね」


『酒もってこい』(11月14日)
「最近酒量が非常に増えています。夜は飲んでばっかり。一人酒もじゃんじゃか。ビールばっかり飲んでるから太ると思いきや、逆に痩せるんですよね。不思議。胃腸とか肝臓とかに誰かが住んでいて飲んでいるんだろうか」


『打ち上げ』(11月15日)
「昨日は太田プロライブでした。終了後は、芸人と打ち上げ。滝沢、小林、かねきよ、和賀、石沢、パンプキン。だいたいいつもこの脈略のないメンバーで飲んでいます。お笑い論などはほとんどせず、ただひたすらくだらない話。飲んで語って最後は万歳。閉店後、二次会へ行き、飲む。二時過ぎに抜け出し、今度はオートバイと打ち合わせ。朝の六時まで。今日起きたら見事な二日酔い。頭痛眼痛。ぬー」


『パンパンパパーン』(11月17日)
「カメレオンブラザースの小川パンプキンという男はとても珍奇な男で、この前楽屋で『吉川さん知ってますか?靴がきれいな人はパンツもきれいなんですよ。山城新伍さんが言ってました。名言でしょ。靴を見ればだいたいわかるんです。これけっこう当たりますよ。でもオレは靴はきれいだけどパンツは汚いんです。すごいでしょ』と自慢げに言っていました。がんばれ元大学院生で30歳の後輩!」


『死んでもいいや』(11月18日)
「今日ついに立川談志師匠の目の前でネタを見せてきました。ぼくは尋常じゃないくらい師匠のことが好きなんです。毎晩毎晩寝る前に師匠の落語を聞き、眠れなくなり朝になり、目の下のクマが増えていくという日々を過ごしていました。もちろん高座も見ています。そんな師匠に我々のネタを見てもらったんだから、これなんと例えよう。全然怒られなかったしね。終了後もたくさんお話をして頂きました。冥土の土産だ。死んでもいいや。今日だけはそんな気分でいさせて」


『まぶしい』(11月19日)
「現在朝9時。真夜中ハチミツラジオを終えて帰宅。激烈な晴天の中、夕方まで眠る罪悪感よ。でもなぜか爽快」


『たまに』(11月21日)
「携帯電話いらねぇなぁと思うときがあります。なかったらなかったでいいんだろうな」


『家の味』(11月22日)
「吉川家の味付けは極めて薄い。味が濃い家庭からしたらば信じられない薄さだと思う。『味がないじゃん!』と言われてもおかしくない。昨日もうどんを食べたけど、ほぼ味がなかった。でも慣れているのでまずいとは全然思いません。ぼくの中ではあの味のなさが、家の味」


『恵比寿ロック』(11月24日)
「本日恵比寿リキッドルームにて、スパルタローカルズ、フジファブリック、アナログフィッシュのライブを鑑賞。こんなメンバーで悪いわけがない。大好きな3組。会場大揺れ。名曲炸裂。このもらったパワーを今度はぼくが誰かにお返ししてやる」


『城を建てよう』(11月25日)
「よく取材などで今後の夢はと聞かれると『城を建てたい』と言っています。インタビュアーの方は『?』という感じですが、本気です。六本木やらお台場やら都市がつまらなすぎる。江戸城復活。街は蔵作り。ニューJAPAN。どうすればいいですか。都知事になるには」


『おふたりさん』(11月26日)
「うちの姉妹猫・マルとモモ。モモは人懐っこく犬のように腹を見せてきたりする。ぼくは呼び名をたまに変えるのが好きで、『モモ』→『ニーニ』→『こんさぶ』→『ぽん吉』そしていまは『りんこ』になっている。りんこさんと呼んでいる。人嫌いのマルのことは現在『丸山さん』と呼んでいる。『丸山さん!丸山さん!ご飯です!』と大声で呼ぶとすごく面倒な顔をします」


『茄子日誌』(11月27日)
「新たなコーナーが出来ました。題して『タンホイザ吉川の茄子日誌』です。とにかく話がとんとこ飛んでいきます。イマジネーションのみでやっていきますよ。最初は訳がわからないでしょうが、だんだんと余計に訳がわからなくなっていくと思います。でも書いていて楽しいですよぉ。たまに覗いてみてください。知らぬ間に増えてますから」


『マンション耐震強度偽装問題』(11月29日)
「AERA風に言うと、『ヒューザーの一角』ということですかね。『髪型も偽装』なんてね。なんだどうした急に社会派」


『100倍運動』(11月30日)
「100倍今より肩の力を抜いて、100倍人に気を遣わず、100倍美しいものを眺め、100倍誰かを愛せたら100倍幸せになれるのだろうか。確かめるためにとりあえず100倍運動始めます。つって今より1.2倍くらいになればいいんです」



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