『CDもしかり』(3月1日)
「今日から3月。DVDを買うといつも外のフィルムを開けるのに時間が掛かります」

『旅パンフ』(3月2日)
「駅などにある旅行パンフレットコーナーはひとつの旅行だと思います。眺めているだけで
多少行った気になれます。パンフを眺め、抜き、家に帰ってあらためて見る。積まれるパンフの山。
結構かさばります。いつか『ダーリンハニー吉川と行く、鉄道名所をめぐるツアー』をやりたいと
思いますので、その際はぜひお越しください。集合は代々木公園の千代田線・通風口です」

『小説を読む会』(3月3日)
「昨日の晩は『小説を読む会』。一冊の本を読み、みんなで議論をし合うという大学のゼミのような集まりです。
昨日の本は筒井康隆『ロートレック荘事件』。THE GEESE高佐くんの一冊でした。最後はエンターテイメントとは
何か?という話題で終始。顔を突き合わせて一冊の本を語り合うというのは恐ろしく楽しいです」

『お試し』(3月4日)
「電気屋さんでマッサージチェアを本気で利用している夫婦を見た。目を閉じて『あぁ』と恍惚の夫婦。
私は20分ほど別のフロアで買い物をしたりしていて、ふとマッサージチェアを見たら夫婦はまだ恍惚だった。
『やるな』、『でもきっと買わないんだろうな』という思いで電気屋さんをあとに。いつか忘れちゃうからいいです」

『とある中華屋』(3月5日)
「初めて行った店なのにお会計の時『毎度ありがとうございます』と言われた。
誰かと間違えているのか。思わず『いや、来たことないです』と言いそうになってしまって
あわててお金を渡して帰った。たぶん適当に言っただけでしょうが、次行ったときにまた
『毎度』と言ってくれるか気になるので、1年後くらいにまた行こうと思います」

『鼻水の湖』(3月6日)
「花粉がひどい。こんな仕打ちはないだろうというくらいひどい。ここ数年症状が軽かったので
安心していたのに大爆発。不経済極まりないと思います。涙が止まりません」

『バスのブザー』(3月7日)
「子供の頃はブザーを押したくてたまらなかったのに、大人になったら、『ま、誰かが押してくれるでしょう』と
完全に人頼みです。たまにブザーを押したくなくて目的地を通り過ぎそうになります。大人になるとはきっと
誰かに甘えることなり。そして意地っ張りになることなり。ブー」

『名作』(3月8日)
「久々にDSでテトリスをやったら大ハマリ。何をしていても棒がちらつきます」

『時代は変わる』(3月9日)
「梅昆布茶をすすり、叩くようにせんべい食べながら原稿を書いています。じじいと言われようと
せんべいは上手いです。そういえば入れ歯の宣伝って最近見ないですね。ピンク色のガムみたいな。
『入れ歯安定剤』などと言われていた気がします。入れ歯の精度が上がったのか。入れ歯自体が
あまりなくなったのか。入れ歯をボヨーンみたいなギャグも今やったらあんまりウケないのでしょうか。
いや、まだいける気がする。あれの継承者にこっそり名乗りを上げるため、今度ライブで試してみますか。
入れ歯ボヨーン。そんなのあったっけ」

『塩をまく親父』(3月10日)
「ひとりで蕎麦をすすっていたら酔っ払った大学生風の男がガラーっと扉を開けて入ってきた。
そのまますごい勢いでトイレに入ってしまった。それを見ていた蕎麦屋の親父は大学生が
出てくるのを待っていて、出てきた途端に『なんだテメェ!蕎麦食うのか!』と大学生を怒鳴り、
『いえ』と大学生が言うと、『おめぇのやり方は一生通用しねぇぞ!』と一喝。やり方が通用しねぇぞって
いいなと思い見ていると、『あそこにいるお客さんに謝れ!』と親父が言い出し、大学生がペコリと
してきたのでこちらもペコリ。客は私ひとり。『出てけ!』と言われ大学生退場。わかりやすく塩をまく親父。
蕎麦はまだ7割方残っており、ずるずるとわりと急いで食べました。なんとなく『この蕎麦屋来ないな』と
思いながら。でも親父はカッコよかったです。今日ライブがんばります」

『先輩と飲む』(3月11日)
「昨日は打ち上げで先輩の上島さん&土田さんと飲む。あとはすぎ会のメンバー、インジョンすぎさん&
マシンガンズ西ちゃん&トップリード新妻&私。土田さんのエピソードはたくましく、上島さんのへべれけは
芸術的だった。いい先輩を持って幸せ。『がんばる』のではなく、『よし、がんばろう』と思えることの方が
いいことだと思いました」

『片付け下手』(3月12日)
「実家を多少リニューアルするとのことなので久々に帰りました。『マサヒロの物が多いのよ』と母。
行ってみるとたしかにマサヒロの物が多数。服・CD・ビデオ・雑誌等々。さて片付けるか、と作業を
はじめたものの、いきなり『月刊ホエールズを』発見!あぁ毎月買ってたなぁ。懐かしいなぁ。と思い出に
浸ってしまい数十分。いかんいかんと次の箱を見たら大量の『THIS』。佐野元春が発刊していた雑誌『THIS』。
あぁ毎月買ってたなぁ。懐かしいなぁ。と思い出に浸ってしまい数十分。いかんいかんと次の箱を見たら大量の
昔の写真!写真はだめだ。ものすごい足止めを食う。そんなことを繰り返していたら結局すべて片付けることは
出来ずまた次回ということに。思い出に浸らず片付けられる方法を教えてください」

『山』(3月14日)
「あの時のあれに比べれば楽。と思えれば勝ちですね」

『限定1名様完全無料』(3月15日)
「最近携帯に迷惑メールがやたら来ます。秘密○○倶楽部やら○○マダム部屋やらです。
感情的には『うざい』というやつで間違いはなく、来るたびに無視していましたが、人の話によると
メールは受信するだけでいくらかお金が掛かっているようなので、逆にしっかり読むようにしています。
うっとうしいのでアクセスしてお試ししてやろうかと思うものの、それじゃ思う壺。なので文体を楽しんで
ます。残念ながらあまりグッと来る文体はありません」

『春』(3月16日)
「たばこやめて4s太りました。といっても53sです。でもなめてるとブクブクになると思います。
ダイヤ改正も終わったので、そろそろ運動を始めましょう」

『等々力渓谷』(3月17日)
「昨日は弟と等々力にある親戚の叔父さんの家へ。何十年ぶりかに等々力渓谷を歩く。
『都会のオアシスとはまさにここのことだ!』と思ったけれど、渓谷にまたがる環八は邪魔だった。
都知事になった時にはなんとかしたい」

『花の粉』(3月18日)
「このページはパソコンのホームページ作成ソフトを毎回開いて更新をしています。
なので携帯からは書き込みできません。面倒といえば面倒ですが、ぼくはそれでいいと思っています。
性に合っていると言いますか。それにきっと携帯で書くほうが案外面倒ですよね。書けちゃうのもきっと
大変だと思います。明日は泊まりロケなので更新おやすみ。花粉は人のアレルギーを引き起こす以外に
なにか役立っているのかなぁと、くしゃみをしながら思います。役立っていればいいですね」

『いいと鼻歌』(3月20日)
「なんだかんだ機嫌の良し悪しは結局鼻歌に出る気がします」

『肉売り場の感じ』(3月21日)
「スーパーの肉売り場に行ったら、『豚』と書かれた豚の顔が売っていた。笑っているように見えた。
かなり怖くて逃げるようにその場を去った。1300円と意外に安かったけれど、あれはどうやって使うんだろう」

『新宿にて』(3月23日)
「3・15ダイヤ改正で引退したと思われた中央線201系が走っている姿を見た。自分の中で
一旦激しいお別れをしたので気恥ずかしかった。一旦バイバイしたのに再び対面。うれしいけれど
どこか照れました」

『残骸』(3月24日)
「インターネットには無数の消し忘れたページが残骸のように残っているのだそうだ。
かなり途方もない数らしい。それが地球がなくなるまでほったらかしかと思うと、もっと私たちは
ピアノを習ったり、いっぱい旅などをした方がいいように思われます」

『つまみ好き』(3月25日)
「小さい頃から塩辛みたいなおつまみが大好きでした。『この子は酒飲みになるわね』とみんなに
言われましたが、その通りになりました。最近は『なめろう』、『ぬた』、『のれそれ』が好きです。
『のれそれ』はアナゴ類の稚魚をポン酢などにつけて食べるおつまみですが、まず『のれそれ』という
響きが好きです。のれそれ。つるっと。うまい」

『深夜散歩』(3月26日)
「家で文字ばかり書いていたのでお腹が出てくる錯覚に陥る。まずいと思い深夜散歩。
3時間大通りに出ないように歩きまくる。桜が満開になりそうですよ。案外咲いていてびっくりしました」

『メット』(3月28日)
「自転車のプロが着用しているような流線型のヘルメットをかぶったおじいちゃんが、
ママチャリに乗って坂を駆け抜けていった。捨てたもんじゃないぜ、と思いました」

『MOTO』(3月30日)
「昨日佐野元春さんのコンサートを見る。佐野さんはロックンローラーなので激しいのだけれど、
圧倒的にやさしい。久々に生で聞いた『ロックンロールナイト』で泣いてしまった。他にもたくさん一緒に歌った。
佐野さんの語彙がたくさん蓄積されているのを知り嬉しくなった夜でした」

『さらば3月』(3月31日)
「今日、朝7時30分ラジオ。16時・事務所。17時・日暮里・舎人ライナーに乗りにいく。夜・どぶろくを飲む。
やわらかいティッシュよりも硬めのほうが鼻水拭いたなという実感あり」

2008