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洞窟の夢

1996,06,22,Saturday

洞窟の中で何かが起こる、ということを知って、僕は友達といっしょに暗闇の中で待っている。奥の方から何か音が聞こえて来る。音は徐々に大きくなり、近づいて来る。音の高まりと共にいきなり壁が音を立てて崩れ、夥しい数の何かが、どんどん外に向かって移動して来た。それは何か虫の群れのように見えるが、同時に十円玉のようにも見える。僕はポケットから十円玉を一枚取り出して、その群れの中へ落とす。昭和四十一年の十円玉。

diary 1996,06,22,Saturday
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菅野美穂の夢

1996,06,22,Saturday

授業中に机に手を入れて中を探る。机は小学校で使っていたようなもので中が空洞になっている。そこには僕の前にその机を使っていた人が入れていたものがそのまま残っている。まず四百字詰めの原稿用紙が出てくる。原稿用紙は二つ折りになっていて、かなりの枚数がある。誰がこの机を使っていたのかということに僕は興味があり、一枚目の名前のところを見ると、菅野美穂、と書かれてあった。菅野美穂がこの机を使っていたのか、と僕は驚き、なんだか嬉しくなる。机の奥の方には写真があり、一枚ずつ見ていく。でもそこに写っているのは菅野美穂ではなく、僕の友達ばかりだ。授業が終わり、僕は自分の部屋に戻る。部屋は学校内にある。僕は菅野美穂の作文を持って帰って来るのを忘れてしまったことに気付く。明日まで残っているだろうか、と心配になる。

dream 1996,06,22,Saturday
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着物を着た女の夢

1996,06,16,Sunday

薄暗い部屋の畳の上に着物を着た女が座っている。僕はもう女はいなくなってしまったのだと思い込んでいたので、驚いている。僕は女に近づき、彼女と同じように正座をして向き合う。僕は女と話をするが、その間中ずっと女の右側に男の気配を感じ続けている。

dream 1996,06,16,Sunday
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山道の夢

1996,06,14,Friday

険しい山道を歩いている。斜面に積もった雪の塊が落ちてきそうなのを、僕は心配している。ギザギザと尖った氷は青く輝いてとても綺麗だが、僕らのところへ落ちようとする意思が伝わってくる。

dream 1996,06,14,Friday
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