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確実に春が

2004,03,27,Saturday

朝、ひさしぶりに外が明るく、一瞬、一時間くらい寝坊したかと思い焦る。バイト後、グリコさんと池袋で待ち合わせ。公園に行き、桜など見る。まだ満開にはほど遠く、桜のモコモコ感が出ていない、と意見が一致する。なぜか菜の花の写真をたくさん撮った。公園にはホームレスの人たちか、あるいはホームレスみたいに見える人たちが大勢いて、その中には宴会中の花見客を頼まれてもいないのに盛り上げようとする「宴会おじさん」がいた。そのほかにも「公園散髪おじさん」や「奇妙な踊り集団」などがいて、その小さな公園には確実に春が訪れていると思われた。その後、「屯ちん」でつけ麺大盛りを食べ、ジュンク堂で大塚英志『サブカルチャー文学論』、柴崎友香『青空感傷ツアー』、吉本隆明『言語にとって美とはなにか?』、および『?』を買う。『言語にとって……』は卒論の時に図書館で借りて読んだが再読したかったため。一万円分本を買うつもりだったが、結局びびって六千円分くらいしか買いませんでした。貧乏性ですね。疲れたのでジュンク堂の隣のスターバックスでコーヒーを飲む。ソファの席に座り、長時間本を読んだ。東武のD&Dでデコポンスープゼリーを買う。これは扁桃腺炎になったときに買ってきてもらったもので、元気なときに飲んだ方がおいしいに違いないので、今日はそれを試そうというつもりだった。ところが家に帰ってから急に具合が悪くなってしまい、結局、目的を果たせず。ひどい寒気。たぶん熱があると思う。それにしても今年は体調がよくない。夜中に目が覚めたときにデコポンスープゼリーを飲みましたが、それでもやっぱりおしいかったです。

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きょうのできごと

2004,03,25,Thursday

ブックオフでウンベルト・エーコー『エーコーの文体練習』を買う。夜は「とり鉄」。またしても、焼き鳥12本の壁を越えられず。帰ってからも焼酎、ウイスキーなど飲む。『きょうのできごと』読了。奇しくも作中の日付と同じ日に読んでいた。

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とんかつとは別の料理

2004,03,24,Wednesday

5時半起床。二日に一回は目覚ましより先に起きる。午後から雨が降るという天気予報のため、傘を持って外に出た。実は、外出する時点で雨が降っていないときには傘を持たない、というしばりを長きにわたって実行してきたが、最近やめた。なんとなく。

T・R・ピアソンの『甘美なる来世へ』をバイトの休憩時間に読んでいる、と前に書いたが、実はほとんど進んでいなかった。が、今日、ふたたび頭から読み直し始めたら、ぜんぜん読みづらくなく、大変おもしろい。今までは何がいけなかったのか、さっぱりわからない。でも、小説って、こういうこと多くないですか? 突然、どんどん読めるようになったり。不思議ですね。

HMVで石野卓球「TITLE#1」とパードン木村「SILLY WAKE」。旭屋書店で柴崎友香『きょうのできごと』。柴崎友香の本をいつも買おう買おうと思ってきたが、いつも本屋で名前を思い出せず、今日まで買うことができなかった。今日、やっと平積みになっているところを発見する。とんかつ「いなば」で、なんと2200円の「とろロースかつ定食」を食べる。文字通りとろとろで、なんだかとんかつとは別の料理みたいでした。

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資本主義のせい

2004,03,22,Monday

雨。夜中の三時まで、再放送の「ライフ・イズ・ビューティフル」観てしまう。違うや。「ビューティフルライフ」か。次の日バイトなんだが。キムタクの髪型が、もうすでになんとなく変に見えた。資本主義のせいだ。

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ルー・リードは哲学者

2004,03,19,Friday

12時頃起床。12時間くらい寝た。実にひさしぶりのこと。「Music Air」でヴェルヴェット・アンダーグラウンドの1993年のライヴを観る。ルー・リードは哲学者みたいな顔をしているな。って誰かが書いてたっけ?ジャック・デリダってあんな顔じゃなかっただろうか。あれ、ラカンかな。二人の顔がいつも混ざってしまう。二人ともジャックだからかな。もしかしたらぜんぜん違う顔だったかもしれないが。ライヴ版の「ヘロイン」、かなりかっこよかったです。

music 2004,03,19,Friday
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シーバス・リーガルの夢

2004,03,14,Sunday

ディスカウントストアの「ドンキホーテ」の最上階に「たん熊」ができていた。わたしたちは結局何も買わずに買い物を終えて、最上階へとやって来た。わたしはそこを屋上だと考えていて、屋上に天井があるというのはいったいどういう技術なのだろうと思う。
「ここ、すごく高いんですよね」「ああ、そうみたいですね」とわたしたちは会話をしながら「たん熊」を通り過ぎる。店内は薄暗く、何も見えない。というよりもフロア自体が薄暗く、照明が全くない。照明以外の何かが光っていて、かろうじて薄暗さは保てているようだ。奥まったところに小さなバーカウンターがあり、私たち三人はそこで軽く飲んでいくことにした。
わたしたちが席に着くよりも前に、わたしたちの頼んだものがテーブルの上に並んでおり、席についてすぐわたしたちは飲み始める。フロアが真っ暗になっていないのは、バーテンやウェイターが少しずつ光っているためだった。ウィスキーは「シーバス・リーガル」で、このボトルはこの店ではいったいいくらなのだろうと不安になる。わたしは早々と泥酔し、会計がいくらだったのか後で聞くと、三万いくらか、ということで、一人一万円は高いな、と思う。

dream 2004,03,14,Sunday
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砂浜でパーティの夢

2004,03,06,Saturday

深夜の砂浜でパーティが行われている。参加者は一万人ほどで、みんな水着を着て寝そべっている。ぜんぜんパーティには見えないが、そんなことは誰も気にしていない。月明かりに照らされて海岸を埋め尽くす人の群れは、砂浜に打ち上げられた水生動物の死骸みたいに見える。ほとんどの参加者はもうすでに眠っているらしく、まだ起きている人たちだけでどこか別の場所で飲み直そうということになる。海岸からちょっと離れたところにある山小屋風の建物。中は市民会館のようでもある。

dream 2004,03,06,Saturday
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昨日よりも元気に

2004,03,05,Friday

なんだかもうほとんど治ったような気がする。ふだんまったく薬などを飲まないのでよく効くのだろうか。たぶん、抗生物質を飲んだのははじめてだ。そりゃ効くはずだ。でも熱をはかったらまだ七度ちょっとあった……。事務所に電話して、明日と念のため月曜日を休みにしてもらう。岡崎京子『僕たちは何だかすべて忘れてしまうね』を読む。CoCo壱番屋デリバリーしてもらう。三月からデリバリー始めたようだ。今日もDessert&Deliのデコポン・スープ・ゼリーを買ってきてもらい、食後に飲んだ。昨日よりも元気になっているので、やっぱり昨日よりもおいしかったです。

diary 2004,03,05,Friday
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マシンガンなんて持ってるわけがない

2004,03,04,Thursday

近所の耳鼻科へ。病院に足を踏み入れるのは実にひさしぶりのこと。10時前に着いたのにぼくよりも前に12人もいた。びっくり。1時間20分待たされる。マシンガンを持っていたら、全員撃ち殺していたと思う。でもマシンガンなんて持ってるわけがない。ので黙って待つしかない。予想通り扁桃腺炎ということでした。

ゼリーやらヨーグルトやらを買い込み、帰宅。小沢健二のライブビデオ「VILLAGE」をひさしぶりに観た。「戦場のボーイズ・ライフ」で泣いてしまう。グリコさん、Dessert&Deliのデコポン・スープ・ゼリーを買ってきてくれる。おいしい。たぶん、元気なときに飲んだらもっとおいしいんだろうな。深夜、長嶋茂雄が脳卒中で入院とのニュース速報流れ、びっくりする。

diary 2004,03,04,Thursday
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カラカラしたしゃべり方

2004,03,03,Wednesday

いよいよ喉、やばくなってきた。ほとんどしゃべれない。「カラカラしたしゃべり方になっている」と指摘される。明日、病院に行くことにした。熱も三十八度を超えてきた。一日中、ベッドで本を読む。大塚英志の『「おたく」の精神史』を読了。こりゃ『サブカルチャー文学論』も読まなきゃいけないな。

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無限の果てには

2004,03,02,Tuesday

バイト、休ませてもらう。朝一で事務所に電話するが、人員はぎりぎりとのことで、とりあえず家を出て事務所へ向かう。池袋までいったところで電話があり、休め、といわれる。はい、と答える。即、引き返し、一日中寝ていた。夜、帰宅したグリコさんに雑炊作ってもらう。『無限の果てに何があるのか』をちょっとずつ読む。無限の果てには何があるんだろうな。

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雪の降らなかった二月

2004,03,01,Monday

朝からのど飴をなめまくる。二月はあったかかったですねえ、雪降りませんでしたねえ、とか車の中で話していたら雪が降りはじめた。ちなみに雪の降らなかった二月は三十年ぶりのことらしいです。三月になった途端に降ったので、まるで記録を塗り替えようとしたかのようだ。

diary 2004,03,01,Monday
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