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ギネスとエビス、ワインとチキン

2004,12,24,Friday

リブロでイアン・ワトスン『エンベディング』、トマス・M・ディッシュ『アジアの岸辺』、ブルボン小林『ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ』。

商店街にある、はじめて行くイタリアンの店で夕食。とても感じが良く、しかも良心的な値段の、新しくできたお店。最寄りの商店街にあったらいいな、とおもうようなイタリアンが最寄りの商店街にあることの喜び。ギネスを一杯。エビスを一杯。そしてカルボナーラ。アボカドとホタテのリゾット。ホタテのカルパッチョ。ぼくはカルボナーラ、というものが(その名前の響きも含めて。そこには炭素を意味するカーボンの響きが含まれており、ぼくはカーボンが好きなのだ。なぜならそれは高圧をかけ、分子構造を整列させたならばダイアモンドになるからだ。ご存じの通り、『スーパーマン』には炭を握りしめてダイヤにするシーンが存在する)大好きで、それこそ何十種類ものカルボナーラを食べてきたのだが、ここのカルボナーラはほぼ完璧といっていいカルボナーラであった。 

TSUTAYAに行き、『sixtynine』、『ヴァイブレータ』、『パンチドランク・ラブ』を借り、ワインとチキンを買って帰る。ギネスとエビス、ワインとチキン。ぼくは割と、一年に一度この日はこれを食べる、とかいうのが好きである。365日、それが決まってればいいのに。

2004, 12, 24, Friday

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