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世界の果てまで

2004,10,07,Thursday

朝から3時くらいまで仕事。いやいやけっこう作業スピード上がってるよ。二倍とまでは行かないけど。さくさく動くのでなによりもまず気分がいいや。そのあと外出。池袋のモスで時間を潰してから東大へ。今日から後期がはじまるのだ。なんて長い夏休みなんだ国立。定刻通りに着いたが教室はほぼ埋まっており、前期よりも狭くなった教室で空席を探す。後期は各論に入り、月ごとのキーワードに沿って講義を進めていくようだ。10月は「ブルーズ」である。ブルースね。ブルーズというアティテュードの、本質的な反近代性の指摘は、さまざまな示唆に富んだ非常に興味深い話であった。近代の設定したあらゆる二項対立を止揚し、宙吊りにするブルース。故郷喪失者としての黒人たちの、世界の果てまで続く嘆き。

講義が終わると歩いて渋谷へ行った。もうこの時間だと真っ暗だ。ブックファーストによってから池袋のリブロや古本屋などまわる。池袋でグリコと待ち合わせてから「とり鉄」へ行く。給料をもらった。なぜかおごってもらった。ブックオフで小島信夫・保坂和志『小説修業』、松浦寿輝『あやめ 鰈 ひかがみ』。

2004, 10, 07, Thursday

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