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白い部屋の夢

1996 10,23,Wednesday

白い部屋の壁際に白いベッドがあり、男と女がそこで眠っている。その反対側の壁に面して試着室がある。僕は試着室の中に入る。試着室の壁に写真が貼ってある。首から上の女の写真。突然、写真の女が写真の中から僕の目の前に現れる。女は僕と試着室の中でセックスしたがっている。僕は逃げるように試着室を出て、ベッドの方へ行く。眠っている女の胸を後ろから触ろうとすると、皮膚がボロボロと剥がれていくので、気持ちが悪くなって試着室へ逃げ込むが、そこでは女と眠っていた男が写真の女とセックスしている。

dream 1996,10,23,Wednesday
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羽虫の夢

1996 10,14,Monday

家に人が集まることになっている。オーディオセットがある部屋のソファーに僕は座って待っている。まず最初にやって来たのは女の子で、小学校の同級生らしいが顔に見覚えはない。背の低いその女の子は僕の隣に座って、僕の身体を触りたがっている。髪を後ろで一つに束ねた彼女には表情というものがない。時々、会話の途中で顔をまったく変化させずに笑う。彼女は大きな建物に住んでいて、僕の家からそう遠くないそうだ。彼女との会話は言葉を交わさずに行われる。彼女は僕のことを昔、好きだったらしい。

次にやって来たのも女の子で、彼女はいきなり玄関のドアを開けて何も言わずに部屋に入って来る。彼女は僕の前でいきなりスカートを脱ぎ始め、長くて綺麗な脚が露になる。スカートの下にはブルマをはいている。両親が寛いでいる隣の部屋のドアを開けて立ち尽くす彼女はいつの間にか僕の従兄弟に変わって男なのにブルマをはき、僕の両親に挨拶する。僕はずっとソファーに座ったままだが従兄弟の肩越しの視線で両親の顔を見る。

僕は自分の部屋に行く。そこには最初にやって来た女の子がいる。ビスケットが入っていた丸い缶から異常な数の羽虫が湧き出ている、と彼女は言う。僕は缶を外に出さなくてはいけないと思う。玄関のドアを開けて外に出ると、隣の家の駐車スペースにパトカーが止まっている。誰かが僕の側にいて、丸い缶の中から何かを掬い取ってパトカーに投げつける。何か固いものにトマトでもぶつけたみたいな音がして、パトカーの側面が黄色く汚れる。それに気付いた三人の白人の女が車から出てきて、パトカーを汚されたことについて何か言っている。僕は弟をだっこしている。僕は弟は小学五年生だと思っているが、外見はまるで赤ん坊だ。金髪でそばかすの多い白人の女が僕に話しかけるが、何を言っているのか判らない。弟が女の頬にキスをする。僕はそれを眺めている。弟の身体がだんだん重くなっていくのを感じている。

dream 1996,10,14,Monday
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菅野美穂の夢

1996 06,22,Saturday

授業中に机に手を入れて中を探る。机は小学校で使っていたようなもので中が空洞になっている。そこには僕の前にその机を使っていた人が入れていたものがそのまま残っている。まず四百字詰めの原稿用紙が出てくる。原稿用紙は二つ折りになっていて、かなりの枚数がある。誰がこの机を使っていたのかということに僕は興味があり、一枚目の名前のところを見ると、菅野美穂、と書かれてあった。菅野美穂がこの机を使っていたのか、と僕は驚き、なんだか嬉しくなる。机の奥の方には写真があり、一枚ずつ見ていく。でもそこに写っているのは菅野美穂ではなく、僕の友達ばかりだ。授業が終わり、僕は自分の部屋に戻る。部屋は学校内にある。僕は菅野美穂の作文を持って帰って来るのを忘れてしまったことに気付く。明日まで残っているだろうか、と心配になる。

dream 1996,06,22,Saturday
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着物を着た女の夢

1996 06,16,Sunday

薄暗い部屋の畳の上に着物を着た女が座っている。僕はもう女はいなくなってしまったのだと思い込んでいたので、驚いている。僕は女に近づき、彼女と同じように正座をして向き合う。僕は女と話をするが、その間中ずっと女の右側に男の気配を感じ続けている。

dream 1996,06,16,Sunday
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山道の夢

1996 06,14,Friday

険しい山道を歩いている。斜面に積もった雪の塊が落ちてきそうなのを、僕は心配している。ギザギザと尖った氷は青く輝いてとても綺麗だが、僕らのところへ落ちようとする意思が伝わってくる。

dream 1996,06,14,Friday
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戦車の夢

1996 04,07,Sunday

家の中に戦車が入ってくる。戦車は居間で停止し、砲塔を上へ向けていきなりミサイルを撃った。巨大な音と共にミサイルは天井を突き破り、屋根を突き破ったので、居間から青空が見えるようになった。ぼくは二階にある自分の部屋に行く。床に空いた穴のすぐそばで友だちが眠っている。天井に穴が空いたせいで風が吹き込んでくるので、ぼくは友だちに水色の毛布をそっと掛ける。

dream 1996,04,07,Sunday
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