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なんだよバカ!研修生!

2004 11,04,Thursday

あー。すげえ寝た。頭が痛い。たぶん、たくさん本を読むと、たくさん眠らなければいけなくなる気がする。経験的に。だから昔はあんなに寝ていたわけだ。星野智幸『ファンタジスタ』再読了。午後、東大へ。今月は「ダンス」である。講義後、今日は実家に帰るので井の頭線で吉祥寺へ。中央線に乗り換え立川で下車。本屋で田中小実昌『ポロポロ』、小川洋子『まぶた』、吉田修一『パレード』、星野智幸『目覚めよと人形は歌う』。ただでさえ荷物が重たいのに本を四冊も買うなんてバカだ。しかも2054円だったので5054円払ったのにお釣りが2970円で、「ありゃ間違っちゃったか」とおもったけど、どう考えても10円玉を5枚出したはずなので、たぶん店員が間違えたに違いない。なんだよバカ!研修生! それから紺の長袖Tシャツを買う。近年、洋服は紺の長袖Tシャツしか買っていない気がする。拝島でYくんにばったり会う。もう退院してふつうに生活しているようだ。実はYくんに会うような気がしていたので、特に驚きはしなかった。

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作業が遅いだけ

2004 11,01,Monday

東京フィールドワーク」をアップする。昨日の夜から12時間ぶっ通しで作業し、ようやく完成。われながらすごい集中力である。というか作業が遅いだけなのだが。

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ジャージャー麺

2004 10,31,Sunday

夕方まで起きなかった。「東京フィールドワーク」の作業。ジャージャー麺を食べた。今日食べたものはジャージャー麺だけだった。昨日、ちらっと見た韓国のドラマで登場人物がジャージャー麺を食べていたことと、おれが今日ジャージャー麺を食べたことのあいだにはなにか関係があるといわなければならない。なぜならジャージャー麺を食べたのは、たぶん生まれてはじめてのことだからだ。とおもったけど、食べたことあったや。

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部屋の掃除をしないのはよくない

2004 10,30,Saturday

起きて、『アルカロイド・ラヴァーズ』の続きを読む。なんだか一日中うつらうつらとしていたが、夜、吉川くんから電話があり、更新作業をするというので、部屋の掃除をする。誰かが来ることにならないと部屋の掃除をしないのはよくないなあ。「東京フィールドワーク」のリニューアル作業。おもったより時間がかかりそうなので、だいたいのイメージを吉川くんからきいて、あとは近日中に仕上げる、ということになり、しばし談笑する。朝まで雨が降り止まず、やっと弱まったところで吉川くん帰る。

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ピカソ展

2004 10,28,Thursday

朝からどこかでだれかがうるさい音を立てているので(なんかまだ近所で家を作ってる音がする。終わったとおもったのに!)、午前中からピカソ展に行くことにした。木場で下車。いい天気。いろんなとこで道草を食ったり(花の写真をいっぱい撮った)、とんかつを食ったりしたので、木場に着いたのが12時前だったのに、現代美術館に着いたのは1時半過ぎだった。で、ピカソはすごくおもしろくて、途中で本当に笑いがこらえきれなくなって休憩したりしました。ひとりで行っちゃだめでした。なんだかみんなすごくマジメくさった顔をして観ているし、ひとりでげらげら笑うのはどうなのよ?とも一応おもうわけなので、いったん深呼吸し顔を引き締めてもう一度続きを見に行ったら、すごくけらけら笑っている外人のおばさんがいたので、ふたりで顔を見合わせていっしょに笑ってしまいました。「なにこれ?うふふ。変なの。ばかみたい。あはは」という感じで、「どうしようもないわねえ。この子はこんな絵ばっか描いて」みたいな感じでした(違うかもしれないけど)。ピカソの絵はすごくユーモラスでキャッチーだなあとあらためておもい、観ているとこっちまで絵を描きたくなってきてしまいました。4時から東大なので2時間しかいられませんでしたが、あと1時間くらいはいたかったです(あんなに道草を食わなければよかった……)。

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ヴォルフガング・ティルマンス展

2004 10,23,Saturday

オペラシティのアートギャラリーにてヴォルフガング・ティルマンス展。ギャラリーや美術館というところは、作品を観ている人も作品の一部になってしまう、というところがすごくおもしろいとおもいます。写真をじっと観ている人も写真の一部であるように見えてくるんですね。特に大きな作品だったりするとなおさらです。そしてついには会場全体が作品であるような気がしてきます。特に会場がそれほどには混雑していなかったりするとなおさらです。今日はとてもいい感じの人出で、とてもいい感じに人々が作品化され、とてもいい感じでした。もちろんそこでは自分も作品の一部です。とてもいい感じに、かどうかはわかりませんが。それから建物全体が作品であるような気がしはじめ、美術館から外に出たあとも今度は都市全体が作品であるような気がしてくるわけです。ぼくはたぶん「やくざ映画」を見終わって映画館を出たら肩で風を切って歩くタイプです。写真展なんかに行くと、もう見るものすべてが写真であるように感じられてしまう。チューニングされやすい性質なんでしょうか。チューニングしやすいというか。

ただ途中、大きな地震が来て、すごく恐かったです。大の男が「大きな地震が来て、すごく恐かったです」なんて書くのもどうかとおもうけど。なんてまったくおもってなくて、ぼくは地震が恐いので書きますが、とにかく恐かったです。なんか変だ、なんだこれ、とおもっていたら揺れはじめて、地震だ、とおもい、けっこう長く揺れていました。地震が来るとかならず「地震だ!」とおもいますね。当たり前ですけど。「地震!」と声に出していってしまいます。わかりきっているのに。揺れがおさまったあとも壁やなんかが不吉にみしみし音を立てていて、しばらくのあいだ足もとがぐらぐら揺れているような感じがずっと続きました。オペラシティのエレベーターは停止し、エレベータホールには人が溢れ、どこかのレストランに届けるのか、透明なビニールに包まれた巨大な生肉の塊をぶら下げた人が呆然と立ちつくし、その光景はなんだか夢の中のように非現実的でした。

京王線で明大前を経由し下北沢へ。生まれてから一度も明大前なんか行ったことがなかったのに二日連続で来てしまい、なんだか不思議だなあとおもいました。みんなと合流して居酒屋へ。店の前にあったテレビで新潟・震度6だったということを知る。終電前に帰ろうということで店を出たけど、もう一軒行くということに決まりカラオケへ。吉川くんも合流し、朝まで。でも唄いたい歌をまったく選ばせてくれない曲指定カラオケで、変な感じでした。おもしろかったけど。朝になってもぜんぜん眠くなく、おでんと肉まんを買って帰り、そのまま今日は活動しようかとおもっていたけれどいつのまにか寝ていた。そんなことそのときはまったく意識していなかったけど、今日は大きな地震があったので、心のどこかでみんなで朝までいっしょにいたかったのかな、とちょっとおもいました。ちょっとだけ。

diary 2004,10,23,Saturday
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永福町っていい名前

2004 10,22,Friday

お腹が痛い。新宿から京王線に乗り明大前。井の頭線の永福町で待ち合わせ、Nさんのお宅へはじめて伺う。考えてみたら永福町っていい名前ですね。Nさんにブログをはじめる手ほどきを極めて簡単にし、部屋の模様替えを手伝う。汗だくになる。もう読まないという本を何冊かいただく。まさかの報酬までいただく。ありがとうございました。それから飲みに連れて行ってもらう。いろいろな話をした中でも印象的だったのが、「おれは落合が許せない話」でした。「落合を野球界から永久追放するべきだ」。お腹が痛いのでほどほどにという当初の予定だったが、結局、途中で回復していることに気づき、カラオケまで行ってしまう。Nさん、極めて渋い選曲である。3時過ぎタクシーで帰る。タクシーにカーナビがついてる、とはじめておもった気がするが、もしかしたら前にもおもったかもしれない。タクシーの運転手に始終話しかけられた。そんなこと知るかよ!

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ダイジョブデスカ?

2004 10,19,Tuesday

軽い二日酔い。結局朝の7時くらいまで飲んでいた。12時起床。Yくんと池袋まで行く。Yくんはそのまま帰るとのこと。近い方のティーヌンでトムヤムヌードルを食べる。雨なので遠い方まで行けなかった。というかおれはタイ人か。お会計のときに財布を取り出すため、レジ付近の台に傘をかけた。とおもったら傘は床に落ちた。まあいいや、とおもってお金を払おうとすると、タイ人の店員さんがどこかへ消えてしまった。あれ?とおもっていると、店員さんはすぐに戻ってきてなにかおかしな物体を台の上に置いた。そして、「ダイジョブデスカ?ダイジョブ?」といった。一瞬、ぜんぜん意味がわからなかったが、どうやらその物体は傘を持つ部分の一部だった。床に落ちたショックでぽっきりというかぱっくりというかぱっかりというかくっきり割れた、というか折れてしまったのだった。なんだかものすごく恥ずかしかった。なんというか、卑猥なのだ。形状が。それにしても、たったの一瞬のあいだだが、まったく意味のわからない、心当たりもない物体が目の前に差し出され、本当に驚いた。驚いたというか、頭の中が真っ白になるというか。現実が一瞬にして変容するというか。なんだこりゃ。とおもうまもなく、あ、傘か、折れちゃったんだ、と気づいたけれど、これが「もの自体」というか、ラカンのいう現実界というやつではないだろうか。で、傘はすごい持ちにくくなっちゃって困った。どこにも引っかけられないし。

HMVでOVERROCKET『POPMUSIC』、リロイ・ジョーンズ『ブルース・ピープル』。リブロでヴォルフガング・ティルマンスの写真集。オペラシティでやってる写真展も行きたいなあ。ビックカメラで『リンクの冒険』を遅ればせながら買う。東武でそばを食べて帰る。

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Yくんが多すぎる

2004 10,18,Monday

夜、「とり鉄」へ。12時過ぎにYくんが到着。今日はYくんは専門学校の飲み会があり、家には帰れないのでアボカにご宿泊。ふたりで2時過ぎまで飲む。閉店時刻は2時なのに、別にかまわないですよ、と店長さんがいうのでお言葉に甘える。お会計は11000円だった。たけえええ。でもおごる。それからビールを買って帰って朝まで飲んだ(ちなみにぼくは友だちにYくんが多すぎるので、いろんなYくんが出てきているということをみなさんは知ってても知らなくてもいいです)。

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なんでもいいからとにかく

2004 10,16,Saturday

3時に待ち合わせだったが、新宿ルミネのブックファーストで時間調整をしていたらぎりぎりになってしまい、しかも電車が遅れたので遅刻で、みんなには先に入っててもらう。今日は昭和記念公園でなにかをするということである。なにかってなんだ。「みんなの原っぱ」でフリスビーとかバドミントンとかをした。天気は悪いが広くて気持ちがよい。ビールを飲む。寒い。運動すると暑い。閉園時刻になったのでYくんが入院している病院へお見舞いに行く。歩いている途中で日が暮れてきて、ものすごい夕焼けが見れた。ものすごい。とにかく、ものすごかったので写真に撮る。赤い。すごく赤い。けっこう歩いて病院にたどり着く。きれいな病院でYくんはおもったより元気そうだった。屋久島で居眠り運転をして車が横転し、腕がえぐれたそうである。えぐれた部分に皮をはるために入院しているとのこと。股のところの皮膚を移植したそうだ。Yくんが食事の時間になったのでその場を辞退し、タクシーで立川駅、それから電車で三鷹へ。Hくんの家で鍋。高校時代や浪人時代に撮影したビデオを観たりした。若い。ものすごく恥ずかしい。ビデオの中のぼくたちは、学校やデパートでやがて映画となるはずの断片を撮影したり(完成しなかった)、突然、車で日本海に行ったり(雪の中、チェーンなしで)、クリスマスに川原で焼き芋(一本だけ)を焼いたり、コーネリアスのPVのパロディ(角や羽根を作ったりした)をしたりしていて、とても元気そうだった。なんでもいいからとにかく撮影しておくべきである、との結論に達する。鍋はというと明らかに食材を買いすぎた。お腹いっぱいになったところでカラオケへ。カラオケボックスの監視カメラをおしぼりで隠していたら、帰りに店員さんに怒られた。ごめんなさい。ビール片手に始発でアボカへ帰る。

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