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音楽のお祭り

2004 06,20,Sunday

昼、ビルディ。ハンバーグ食べる。そのあと散歩。空、甚だ青し。変な雲多し。写真に撮る。図書館の屋上へ。だが図書館の屋上など存在せず。3時過ぎ、飯田橋へ。東京日仏学院にて。音楽のお祭り。外人多し。いろんな音楽聴く。図書室など覗く。フランス語版村上春樹『ノルウェイの森』など読む。読めない。ぱらぱらめくるのみ。テキーラ風味のビール飲む。スパンクハッピーの新しい女の子。ドミニク。初お目見え。かわいい。帰りにリブロで高橋源一郎『日本文学盛衰史』の文庫。ハードカバー持ってるが買う。鮨。買って帰る。オレンジデイズ。最終回観る。F1佐藤琢磨。表彰台3位。おめでとう。日本人としては14年ぶりの快挙。そうか。あれから14年もたったか。信じられん。

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電波を探る

2004 06,16,Wednesday

すばらしい天気。朝、グリコさんといっしょに家を出る。池袋リブロ、ジュンク堂などのぞく。スラヴォイ・ジジェク『イラク』を立ち読みで全部読んでやろうかと思ったが、50頁くらいで諦める。それからなにか食べようと街をさまよったがなにも食べず、有楽町線に乗った。日比谷で降りて、日比谷公園へ。あまりにも天気がいい。写真を撮る。日比谷図書館をのぞくが、人が多かったので去る。銀座、有楽町、日比谷周辺をあてもなく歩き回る。「マック・グラン」の発売日だったことを思い出し、マックを探すが前あったところにはなくなっていて、そのちょっと先にある店舗は小さすぎて満員で、そこに貼ってあった地図を見て、もうひとつのマックへ。どうしてそこまでしてマックに行かなくてはならないのか。「マック・グラン」食べにくい。気づいたら肉汁のような油のようなものがぽたぽた垂れていて、ズボンに染みを作っていた。訴えてやろうかと一瞬思うが、気を取り直して「往復書簡」でも書こう、と思ったが店内めちゃくちゃ寒いので中止。もう帰ろうと思い、ずいぶん歩いて三田線の切符の販売機に200円入れたが、板橋本町までいくらだっけと思い、とりけしボタンを押して払い戻し、料金表というか地図を見ていたら後ろから中学生の集団に押されたので切符を買う気が失せ、再び日比谷公園へ。ベンチをちょっとずつ移動しながら無線LANの電波を探る。が、どこも不十分なので日比谷図書館の第一閲覧室へ――というわけでいま日比谷図書館でこれを書いています。閉館時刻になったので内幸町駅から三田線に乗り板橋本町まで。そこから歩いて帰る。15分弱。一日中歩き回ったので、右足の付け根というか腰のあたりが痛い。

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なんとも殻の薄い

2004 06,15,Tuesday

すばらしい天気。梅雨はどうしたんだろう。午前中とりあえず部屋の掃除をする。掃除機をかけた。

森健のデビュー作『火薬と愛の星』も読み返す。そうしたら『種を蒔く人』は『火薬と……』の続編だったのね。続けて、『新現実』の『もしも願いが叶うなら』も読んだ。

夕食はいつもいく定食屋。からあげが終わっちゃったということなので、日替わり定食にした。さば。とかそういうことはどうでもよく、どういうわけか店内は負のオーラに満ちていて、充ち満ちていて、もう料理が出てくる前に走って逃げ出してしまいたいほどだった。細かい説明は省くが、たとえば、となりに座っていた人が卵を割るときに白身をテーブルにぶちまけたりした。あるいは、レジでお会計をすませようとしたサラリーマンが、バイトの男の子のあまりのできの悪さ(レジスターを使っているのにもかかわらず、どういうわけか暗算をしているようで、しかもその暗算が遅い)に苦笑したりした。そして一刻も早く食べ終わり外に出たい、というはやる気持ちのせいなのか、自分まで卵の白身をテーブルにぶちまけてしまった。となりの人からなにも学習できなかった自分を恥じた。なんとも殻の薄い生卵だったのだ。あまりにも愛想の悪い男の子にお金を払い外に出たら、グリコさんとふたりでものすごく清々しい気持ちになった。というか元気になった気がした。そしてもっとも不思議なことは、かように負のオーラを醸し出すその店が大人気であるということだった。どうしてだろう、と二人で考えた結果、おいしくて安いからである、との結論に達した。ガリガリ君を買って帰った。

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ペットボトルをすべて

2004 06,14,Monday

すばらしい天気。今年いちばん気持ちのいい日かもしれない。

午前中、溜まりに溜まっていたペットボトルをすべて濯いで、窓際に並べ乾かす。かなり日に当たっているけど、なかなか乾かないもんですね。

『群像』の森健『種を蒔く人』を読む前に、念のため『鳥のようにドライ』を読み返す。近所に新しく家が建つようで、その足場を組んでいるのだが、ただでさえうるさいのに付け加えて、たぶん若い職人連中の私語が否が応でも聞こえてくるので、怒鳴り込んでやろうかとも思うがそんなことできないのでヘッドホンで音楽を聴きながら読書。途中で音楽を聴くのはやめたが『鳥のようにドライ』、『種を蒔く人』と続けて読了。別に集中してしまえば、周りがうるさくても関係ないのだった。

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およびそのほかさまざまな

2004 06,13,Sunday

昼、駅前のとんかつ屋に行く。行く途中、図書館前の紫陽花や、そのほか実にいろいろな場所に咲いている紫陽花、およびそのほかさまざまな種類の植物の写真を撮った。帰りにグリのえさを買って帰る。いったん家に帰ったが、「おいしいものを買ってくればよかった」とグリコさんがいうので再び駅前へ。和菓子を買って帰る。和菓子屋の前に金魚がいたことにはじめて気がついた。

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小説が読めない

2004 06,12,Saturday

朝5時起床。9時過ぎ、マックに行って「往復書簡」を書く。昼頃まで。お昼ごはんは鰻丼。夜、ナポリタン。ダーリンハニー初登場の「エンタの神様」を観る。本屋で『群像7月号』、『新潮7月号』を買ってきた。小説では星野智幸『アルカロイド・ラヴァーズ』、長嶋有『フランソワーズのフランス』、高橋源一郎『メイキングオブ同時多発エロ』などをとりあえず読んだ。だが明らかに、小説が読めない時期が到来しているような気がする。

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ユニフォームを着た女の子

2004 06,09,Wednesday

昼過ぎに寝た。仕事の素材を受け取ってから。夜9時ごろ起きる。起きたら、サッカー日本代表がインドに7-0で勝っていた。そこからずっとコーディング。夜中、オリジン弁当に弁当を買いに行く。日本代表のユニフォームを着た女の子が歩いていた。応援の帰りなのだろう。あれは家から着て行くんですね。いや着ていくかどうかはわかんないか。

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なにかの暗号

2004 06,06,Sunday

午後1時過ぎ起床。だらだらと過ごす。昼ごはんにカルボナーラを作ってもらった。夕方、窪塚洋介がマンションの9階から飛び降りた、というニュースを知り、びっくりする。意識はある、とのこと。真下ではなく、9メートル先のフェンスの上に落ちたので衝撃が和らいだ、らしい。6月6日に9階から9メートル水平に飛んだというわけだ。これはなにかの暗号に違いない。それからレーガン元大統領死去のニュースもあった。深夜、あまりにもお腹が空いたので炒飯を作ってもらった。午前4時就寝。

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なんでもアルコールに変換機能

2004 05,18,Tuesday

ブロスが早朝やってきた。小川洋子『妊娠カレンダー』および『密やかな結晶』を読み始めた。ぱらぱらとめくった感じでは『妊娠カレンダー』は前期に属し、『密やかな結晶』は後期に属す作品と思われる。二時過ぎモスへ。ひさしぶりにフィッシュバーガーを食べた。フレッシュバーガーとの聞き間違え防止のため、「お魚のフィッシュバーガーですね」と店員がいうところがよい。でもどうしてあんなに主婦はうるさいんだ。拡声器でもついてるのか喉に。それとも昼間から酒でも飲んでるのか。なんでもアルコールに変換機能でもついてるのか喉に。

夜、駅にグリコさんを迎えに行き夕ごはん。いろいろ悩んだがココイチ。何度もいうようだが、ってまだいってないかもしれないが、ココイチはパロディとしてのカレー屋だ。科学戦隊ものに出てくるカレー屋なのだ。あのカレー好きの「イエロー」のためのカレー屋。だから毎日食べられるように、バラエティに富んでいるのだし、それほどくどくなくしてあるのだ。というわけで、野菜カレーを食べた。
明け方、『妊娠カレンダー』読み終わる。

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雨の野音

2004 05,16,Sunday

昼、ナポリタンを作ってもらったので写真に撮る。雨の中、自転車でいつもとは違う駅へ。地下鉄の駅にはじめて自転車に乗って行ったので、どこに自転車を駐めればいいのだろう、と思いながら駅へ到着。駅の階段の周囲になんとなくみんな駐めているようだったので、それに倣って駐めることにする。三田線で日比谷へ。野音でピーズのライヴを聴くため。はじめて乗った三田線の車内で、隣に座った老人に始終話しかけられるというアクシデント発生。アクシデントというほどでもないが。いちばんはじめの方に老人がしゃべったはずの、会話のもっとも前提となる部分を聞き漏らしたため、意味が不明瞭な部分が多かったが、こちらの返答に対しての反応は、それがどのようなものであれ薄かったので適当な相づちを打つことに終始する。ぼくの推測では、その老人はどこかのダンス教室に通っていて今はその帰りである。ダンス教室には若い人たちが大勢おり、特に若い女性、しかも大学生が多い。自分は女性を顔で選ぶタイプではない。最近の若い女性はきれいな人が多いが、だからといってじろじろ見るわけにはいかないし、じろじろ見ていることがわかれば当然女性だっていい気持ちはしないだろう。あるいはその老人はどこかの予備校の名誉校長かなにかで、今日は生徒たちの前でガイダンスを行った。自分の努めるその予備校からは東大や早稲田や慶応にそれぞれ何人入学するのだ、ということの事細かなデータの披瀝。自分は法学部出身で、教師の資格も持っている。六法全書というものは、新しい版のものを使わなければ意味がない、自分はテストの時に古いものを使って大失敗をした、等々。だが、ぼくは頭からその老人は酔っぱらっている、と決めてかかっていたため、話を聞きながら「早く電車を降りてくれないかなあ」「どうしてはじめて乗った電車でこんな目に遭うんだろう」「もうほんとどうでもいい」とかしか思えず、途中で開き直って「どうやらこれはやり過ごすことができそうにないし長引きそうだ」「よし話を聴こう」と決意したときにはもうすでに話が致命的によくわからなくなっていたのだった。最初からちゃんと聴いておけばよかった……。

そんなこんなで日比谷で下車。日比谷駅周辺は、昔ここらへんで道に迷ったことがある、というような景色で、だからおそらく昔ここらへんでぼくは道に迷ったことがあるに違いない。「日比谷公園」といえば吉田修一の『パークライフ』なので、『パークライフ』っぽいような景色を探して歩いたが、雨が降っていたし、『パークライフ』の「日比谷公園」の描写もうろ覚えなので、さっさと会場を目指す。途中でなにか催し物が催されていた。アフリカ各国の物産展といった感じか。というわけで野音の前に到着。すかさずビールを買う。ビールを飲み終わるころKさんを発見。開演15分前なので会場に入ろうとしたところでKさん発見。あ、二人ともKさんですね。チェアマンはまだ来ないが先に入ることに。しばらくしてチェアマン来る。はじめから終わりまでしとしとと降り続ける雨の中でのライヴ。野音ははじめて来たが、一度くらいは雨の野音というものを経験したいと思っていないわけでもなかったので、よかったです。ピーズはあんまり聴いたことがなかったけど、もうそれが音楽でありさえすればわからないことなどなにひとつないし、わからなくったってかまわないくらいだし、そもそも音楽をわかるってどういうことかわからないくらいなので、音楽ってほんとすばらしいですね。なんだか隣にいる人たちと手をつなぎたくなるような感じでした。つなぎはしませんでしたが。さんざん悩みレインコートを買わなかったが、思ったよりも服は濡れていなかったのでよかったです。雨に濡れるとかなりの高確率で風邪を引くオレだが大丈夫だろうか。ライヴ終了後は居酒屋へ。飲むことに。然るべき時間になったので帰宅。指令通りカップヌードルを買って帰り、帰ってから食べた。

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